ころんくん
今回の記事は、奈良県の山奥にある秘境神社「立里荒神社」の御朱印をご紹介します。
立里高神社はとても雰囲気の良い神社でした。
御朱印はさる事ながら御朱印帳のデザインがたまらなく素敵だったので思わず御朱印帳も買ってしまいました。
ぜひご覧いただきたいので最後まで読み進めて見てください。
この記事でわかること!
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立里荒神社の御朱印
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立里荒神社の御朱印の頂き方(場所・金額・受付時間)
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立里荒神社の見どころ
目次
立里高神社ってどんな神社?
立里荒神社は、火の神様である「火産霊神」をお祀りしている神社で
日本三荒神に数えられています。
火に関係している仕事をしている人などが多くお参りに来ているようです。
元々、空海(弘法大使)が高野山を開創する際に祀ったと言われている神社なので
毎年高野山のお坊さんが参拝にも来られるみたいです。
立里荒神社の最大の特徴は、本殿へと続く石段にかかる檜の鳥居群です。
赤い鳥居ではないところがさらに秘境感を醸し出していると思います。
御祭神:火産霊神
ご利益:商売繁盛など
立里高神社の御朱印
シンプルな御朱印ですね。
奉拝と日付が墨書きとなっていまして、
荒神社と描かれた朱印を中央に押して頂けました。
これはありがたいです!
檜の鳥居をバックにするとより一層御朱印が映えますね!
- 朱印:荒神社
- 墨書き:奉拝・日付
御朱印帳について
立里荒神社の御朱印帳はめっちゃ好みで一目惚れしました。
真っ赤な表紙に檜の鳥居が本殿までずらーっと立ち並んでいる感じがたまりませんね。
標高の高い位置にあるということから神道でよく描かれる独特な雲。
立里荒神社だと一目見ればわかるデザインになっていることが最高です。
実は、この神社に来るまでは御朱印帳は全く買う気ではありませんでした。
まだ空白の多い御朱印帳があったので財布の紐をキツく締めていたんですが
神社の雰囲気にやられましたね。
12月の澄み切った早朝の空気が僕の心と体を清めてもらったので
不思議と立里荒神社が尊い存在になってしまいました。
一目惚れもあったせいか御朱印以外にもここの思い出を手元に置いておきたくなったので
御朱印帳を購入してしまいました。
立里荒神社の御朱印の頂き方
立里荒神社での御朱印の頂き方についてお伝えします。
朝8:30~16:00の間に祈祷殿にて御朱印をいただくことができます。
祈祷殿の場所は檜の鳥居のある石段の左横の建物です。
御朱印の初穂料
立里荒神社の御朱印の初穂料(料金)は300円です。
目の前で書いてくださるので嬉しいです。
ちなみに先ほどご紹介した御朱印帳は1500円でした。
僕が訪れた時はとても気さくで上品な関西弁を話される神職さんでしたので
ついついいろんなお話をしてしまいました!わら
立里荒神社の見どころ
最後に立里荒神社の見どころをお伝えします。
御朱印以外にも素晴らしい見どころがいっぱいあった神社でした。
見どころ①:檜の鳥居群
立里荒神社の代名詞といってもいいのが檜の鳥居です。
本殿へと続く石段にかかる鳥居は映えスポットです。
見どころ②:標高1260mからの絶景
立里荒神社の境内からみる紀伊山地の山々は絶景の一言です。
標高1260mからの眺めは最高です。
見どころ③:自然と一体の社殿
檜の鳥居をくぐって山頂にあるのが立里荒神社の本殿です。
屋根を貫く木々は本殿と共存しお互いを尊重しあっている感じがして素敵でした。
見どころ④:年中通してみれる雲海
立里荒神社のある野迫川村は雲海スポットでもあります。
特殊な条件下のため一年を通して雲海が多く発生する珍しい場所でもあります。
雲海に興味のある方はおすすめです!
【参拝紀行】檜の鳥居が並ぶ秘境神社「立里荒神社」に行ったらパワースポットすぎた
2022年12月初旬。
本格的に冬が始まろうとしている頃、
日の出と共に僕は紀伊山地の中心にいた。
標高1260mの荒神岳の朝は凍てつくほどの冷たい風が露出している顔面を突き刺してくる。
明け方には粉雪が舞っていた。
そう、ここは「立里荒神社」だ。
なぜ日の出と共にこんな山奥にいるのかというと雲海を見るために夜のうちにここまできていたからです。
立里荒神社のある野迫川村は雲海が多く発生する有名な場所でもあります。
最近雲海にハマっているためわざわざ険しい山道を真夜中に登ってきたのだ。
雲海の詳細はこちらの記事で詳しく紹介しています。
さて、立里荒神社を参拝していくことにします。
車を奈良県方面から走らせて2時間ほどで立里荒神社に到着します。
途中、県道733号線から左に分岐する道が現れるのでそこを左に進んでいく
曲がってすぐに荒神社と書かれた社標が見えてきます。
ここから7分ほどさらに登っていくと立里荒神社が見えてきます。
車を駐車場に停めて参拝していきたいと思います。
朝イチだと神社の方から日がさしてくるのでなんともありがたさを感じます。
一礼を済ませて一の鳥居をくぐっていきます。
ご覧いただいた通り、木々には粉雪が付着している状態で見た目からも寒さが伺えるのではないでしょうか。
でも、このうっすら積もった雪が風情を出していて景色としてとても綺麗でもあります。
光の加減でピンクに見えるから桜が咲いているかのようです。わら
今回、僕が立里荒神社に訪れた理由は
「檜の鳥居郡をみてみたい!」
という思いがあったからです。
鳥居が連続して並んでいる光景はよく稲荷神社に見られますよね。
でもそれは赤い鳥居です。
この立里荒神社は赤く塗られていない檜の鳥居がずらーっと立ち並んでいるようなので
それを見たくてこの山奥まで馳せ参じた次第です。
先ほどの鳥居から少し歩き進んでいくと見えてきました。
ほんとに赤くない鳥居が奥へと立ち並んでいるではありませんか。
見応えのある鳥居ですね!
不思議な世界への入り口かのような感じを醸し出しているようです。
鳥居の横にある建物は祈祷殿といってここで御朱印やお守りなどをいただける場所になっています。
現在の時刻は7:50。
祈祷殿は8:30からのようなので本殿にて参拝した後
ちょうどいい時間になりますね。
それでは本殿に向けて檜の鳥居たちをくぐっていきます。
朝イチということもあって空気は澄み切っています。
誰もいない山奥で自分の足音と風によって木の葉が擦れ合う音だけが僕の鼓膜を震わせている。
鳥居をよく見てみると苔が茂っていて自然と一体になっている感じが神秘的だと感じてやみません。
少し行った所に突然メタリックの鳥居が現れました。
なぜここだけメタリックなのかは不明ですが確かにメタリック鳥居がここにありました。
他にも立て替えた新しい鳥居もあったりと単調に同じ鳥居が並んでいるだけではないので飽きませんでした。
5分ほど登ったところでV字に折れ曲がるポイントがありました。
素晴らしい光景ですね。
思わずカメラを構えてしまいました。
これほどの贅沢はなかなかありません。
鳥居を堪能しながら登ることおよそ10分。
ようやく本殿が見えてきました。
ここまで登ってくると流石に息が切れます。
空気が冷たいから肺がキンキンに冷え切っていることを如実に感じます。
本殿到着です。
朝日が差し込んできて神々しさをより一層引き立ててくれました。
これは僕が感じたことになりますが
不思議なパワーを感じました。
ちょっとスピリチュアルな話になって申し訳ありませんが
本殿と対峙した時、心が表れたような不思議な力を感じ取ることができました。
素晴らしい鳥居を見させてもらったり
山奥の新鮮な空気を吸ったりして気分が高揚していただけかもしれませんが
確かに何かを感じることができました。
立派な本殿には大きな幹の檜の木が本殿と共存していることが伺えました。
人間のエゴで邪魔だから切るのではなくそこにあるものと共存させていることが素晴らしいと感じました。
立里荒神社は火の神様である火産霊神が祭神として祀られています。
後で祈祷殿にて神職さんに教えてもらった話なのですが
やはりここには火に関係した企業の方や職人さんたちがお参りに来るそうです。
火は便利で生活には必要不可欠なものですが一歩間違えると破滅をも呼び込んでしまうものです。
だから火を扱う人は火の神様に安全祈願などしているようですね。
僕は火に関係した仕事はしていませんが
ひとり暮らしで自炊をよくするので小火などそういった所に祈願させていただきました。
(まぁ僕のアパートはオール電化だから火は使わないのだけどね・・・わら)
しっかりと手を合わした後、再度鳥居の階段を降りて帰ります。
本殿のすぐ下には摂社の五社神社があるのでご挨拶して本殿を後にします。
御祭神:天照皇大神・大山祇命・保食命・市杵島姫命・素盞雄命
下まで降りると時刻は8:30過ぎ。
祈祷殿が開いている時間になっていました。
こちらで御朱印と御朱印帳をいただいて立里荒神社の参拝は終わりです。
立里荒神社の行き方
住所 | 奈良県吉野郡野迫川村池津川347 |
駐車場 | あり |
立里荒神社は非常にアクセスの難しい神社です。
紀伊山地の中心あたりに鎮座しているので公共機関は高野山から出ている予約制の急行バスのみです。
しかも土日のみ1日1便しかないので行けたとしても帰ってくることが難しいです。
可能であれば車で行くことをお勧めします。
ですが、車も大変です。
山道がすごいので運転技術に自信のある方以外は控えるようにしたほうがいいかもしれません。
結構峠道で対向車とのすれ違いも厳しそうなところが何箇所かありました。
冬季は通行止めになっている区間があるので気をつけてください。
- 初穂料:300円
- 場所:祈祷殿
- 受付時間:8:30~16:00
ころんくん