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天満宮にはなぜ牛の石像があるの?菅原道真との関係について

天満宮にはなぜ牛の石像があるの?菅原道真との関係について

ころんくん

わん!天満宮と牛の関係について知っておくわん!

今回の記事は、天満宮に牛の石像がある理由について解説していきます。

天満宮は学問の神様として有名な菅原道真すがわらのみちざねをお祀りしている神社ということはご存知の方も多いと思います。

合格祈願や学業成就などにご利益があり、日本中どこにでもある神社です。

天満宮に訪れた時、本殿や拝殿の前に牛の石像があるのを観たことがあると思います。

この牛の石像は天満宮と一体どんな関係があってどんなご利益があるのか?

この理由を知ることで天満宮に訪れた時の楽しさがアップするので

ぜひ知っておいてみてください!

なぜ天満宮に牛の石像があるのか?

神様によっては一部の動物を神使と呼びその神様と深い関係を持つ動物がいます。

例えば、稲荷神社では「狐」が代表的ですよね。

他にも鹿島神宮や春日大社では「鹿」が神使になります。

天満宮では牛は神使しんしとして古くから伝えられてきました。

実は、菅原道真と牛には様々なエピソードが伝えられています。

神使とは

神道において神の使者であり、神意を代行して人間と神との架け橋となる特定の動物のこと

エピソード1:可愛がっていた牛に命を救われた

道真が京都にいる頃、子牛がどこからともなくやってきて道真は子牛を可愛がっていました。

しかし、ありもしないデマによって太宰府に左遷させられることに

その時暗殺されそうになったがその牛が暗殺者を見事蹴散らし道真の命を救った話があります。

エピソード2:道真を運ぶ牛が座り込んで動かなくなった

道真は、太宰府でその命がつきました。

遺体を載せた車を牛が引いていたのですが

突然その牛がその場に座り込んでしまい動かなくなりました。

この時道真は「人に引かせず牛のいくところにとどめよ」と遺言を残していたようで

その場所に道真の墓石を建てたと言います。

エピソード3:神号から牛との関係を連想された

道真の信号は「天満大自在天神てんまんだいじざいてんじん」です。

仏教では「大自在天神」は牛にまたがる神として崇められています。


他にも生まれと亡くなった年が丑年だったり、

元服した日の夢に牛が現れたりしたということも言われています。

このように何かと道真と牛はいろいろ語られてきています。

天満宮に牛の石像があるのは、道真と牛には様々な縁があると言うことです。

牛の石像を触るとご利益がある?

天満宮にいる牛の像を触るとご利益があるって知っていますか?

牛の像がある理由は上記で説明したとおり、

菅原道真と牛には深い関係性があるからです。

天満宮は合格祈願や学業成就などにご利益があるため、

牛の頭を撫でると頭が賢くなるご利益をいただけると言われています。

これは、道真が牛を可愛がっていた頃よく頭を撫でていたようで

そのおかげで道真は賢くなったとも言われています。

他にも天満宮の牛は神使なので撫でた思いを道真まで運んでくれているのかも知れません。

頭以外に自分の身体で良くないところを撫でると病に効くとか

牛の胴体に自分の名前を書くと字が上手くなるとか色々言われています。

このように撫でるとご利益があることから天満宮にいる牛を撫で牛なでうしと呼びます。

天満宮に行ったら牛の石像も忘れずに!

天満宮にある牛の石像についていろいろお伝えしてきました。

天満宮において牛は神様と同じくらい尊い存在です。

天満宮に訪れたら撫で牛も忘れずにしっかり撫でてご利益をいただいてみてください。

 

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