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意外に知らないことがいっぱいある⁉︎神社の正しい参拝方法

ころんくん

わん!神社の正しい参拝方法を学ぶわん!

今回の記事は神社の正しい参拝方法についてご紹介していきたいと思います。

神社には参拝作法と呼ばれる参拝するための手順があることをご存知でしょうか?

多くの方はなんとなく鳥居に一礼して手を洗ってお参りするといった参拝方法だと思います。

別にそれは間違いではありませんが

正しい参拝方法といえばそうではありません。

実は神社参拝には一つ一つの行動に細かい作法が組み込まれているのです。

神社は昔から儀式の場として多くの祭りが行われ、

細かい作法が重要視されています。

これらは神様に失礼がないようにと大昔から大切にされている日本人の心のようなものです。

神社参拝は儀式ではありませんが神前に立つという行為は変わらないので

参拝までにしなければならない基本的な参拝作法があります。

この記事では神社に入って出るまでの参拝作法を一連の流れに沿って詳しく解説しているので

これから神社参拝するときの役に立ててみてください。

意外に知らない神社の正しい参拝方法

それでは神社の正しい参拝方法についてみていきましょう。

冒頭でもお伝えしましたが神社には一つ一つに細かい作法が必要とされています。

別に作法を間違えたからといって神の怒りに触れるといったことはありませんので

ガチガチに構えず「そういえばここはこうだったな!」っというような感じでお参りしに行ってくださいね!

それではいきましょう!

鳥居は左側・左足からくぐる

神社の境内に入るには基本的に鳥居をくぐる必要があります。

鳥居は神域と人間界を分けている結界のような役割があります。

これから神様の住む世界である神域に足を踏み入れるということなので

鳥居の前では一礼(会釈)をし、鳥居の左側から左足で鳥居をくぐります。

神道では「進左・退右」と呼ばれる作法があり

進む時は左から・退く時は右からというものがあります。

これは神社で使われている取り決めのようなものです。

だから鳥居を左から左足でくぐるというわけです。

鳥居のくぐり方

一礼(会釈) ➡︎ 鳥居の左側から左足でくぐる

ご利益アップ!?意外と知らない正しい鳥居のくぐり方は○足からだった!ご利益アップ!?意外と知らない正しい鳥居のくぐり方は○足からだった!

中央は神様の道!参道の歩き方

鳥居をくぐると多くの神社には参道と呼ばれる道が続きます。

参道は参拝客が通る道であると共に神様も通る道です。

参道の中央は「正中」と呼ばれる道となっていて

最も格の高いもの、つまり神様が通る道になっています。

だから、我々は中央を歩かず「進左・退右」左側を歩いて参道を進みます。

参道の歩き方

中央は避け左側を進む

【参道の歩き方】神社の参道は中央を歩いてはいけない?その理由とは

手水舎は柄杓に一杯だけ

参道を歩いて神様のいる本殿や本宮に向かう前に必ず行っておく必要のあることが「お清め」です。

神様が最も嫌うものは「穢れ」と呼ばれるものです。

人間界からやってきた僕たちは神様の嫌う穢れにまみれています。

憎しみや恨み私利私欲など様々な不浄なものにまみれながら生活しているのが僕たちです。

そんな状態で神様の前に立つのは失礼だし、

神様もそんな人からお願いされても嫌ですよね。

なので、それらの穢れを落とす役割を果たしてくれるのが手水舎です。

本来は「禊」と呼ばれる儀式を行うものなのですが

参拝客一人一人にはできないものなので手水舎にて禊を簡略化させています。

手水舎の正しいやり方
STEP.1
柄杓に水を汲む

右手で柄杓をもち水盤から水を一杯汲みます。

STEP.2
左手から清める

そのまま左手を始めに清め、柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます

STEP.3
口をすすぐ

もう一度、柄杓を右手に持ち替え左手に水を受けて口をすすぎます。

この時、衛生的に水を口に入れたくない方は行う素振りで大丈夫です。

注意

決して柄杓に直接口をつけてすすがないようにしてください。

STEP.4
再度、左手を清める

水を受けた左手をもう一度清めます。

STEP.5
柄杓の柄を清める

再度、左手を清め、柄杓に残った水で柄杓の柄を清めます

STEP.6
柄杓を元の位置に戻す

最後に柄杓を元の位置に戻しておしまいです。

ポイント
これらの手順を柄杓に汲んだ最初の一杯ですべて行うとGOODです。

お清めに使った水は水盤に入らないように気をつけてくださいね!

【手水舎の正しいやり方】結構重要!禊を簡略化したお清めの儀式

神様には二拝二拍手一拝

ほとんどの神社では神様に手を合わせる時は「二拝二拍手一拝」という拝礼作法を使い神様に感謝や祈りを願います。

出雲大社などの一部の神社では例外として二拝四拍手一拝といったものもありますが

基本的には二拝二拍手一拝となっています。

文字通り2回お辞儀をして2回手を叩き最後に1回お辞儀をするものです。

では、具体的にみていきましょう。

STEP.1
拝殿前で一礼

拝殿、もしくはお賽銭箱の前で一礼をします。

STEP.2
お賽銭を入れる

次にお賽銭をお賽銭箱に投げます

鈴がある場合はお賽銭を入れてから鳴らします。

自分にとって最適なお賽銭の金額がわかる!縁起のいいお賽銭とは

STEP.3
二回お辞儀をする

二拝二拍手一拝のはじめの二拝を行います。

二拝は鳥居をくぐるときや拝殿前でする会釈程度のお辞儀ではなく深く頭を下げることをさします。

なのでしっかり腰を曲げてお辞儀をしていきます。

STEP.4
二回手を叩く

お辞儀を二回した後は二回大きく柏手を叩きます。

柏手を打つことで神様と繋がり自分の存在を気付いてもらいます。

この時、左手を少し高くして手を叩くと大きな音を出すことができますし

神社では何事も左からというルールがあるのでお試しください。

STEP.5
心を鎮めて静かに祈る

二拝二拍手を行ったら手を合わせた状態で心を静かにして感謝の気持ちやお願い事をします。

ちなみにこの時、僕はいつも自分の名前と住んでいる地域と参拝理由を伝えて神前に立てたことを感謝しています。

自分の授かりたいご利益を持っている神様にはちょっとお願いしたりしています!

唱え詞を覚えておくとGOOD

神社では手を合わせた時に唱え詞と呼ばれる文句があります。

別に必ず読み上げた方がいいというわけではないので

覚えたい方は覚えておくといいかもです!

祓え給いはらえたまい清め給えきよめたまえ神ながら守り給いかむながらまもりたまい幸え給えさきわえたまえ

STEP.3
最後に深いお辞儀をする

手を合わせたあとは深いお辞儀をして参拝終了となります。

この時、気持ち長めにお辞儀してみるといいですよ!

理由はありませんがその方が神様に気持ちが届く気がします!

【神社参拝の基本】二礼二拍手一礼のやり方とどんな意味の作法なのか?

境内を出る時は一礼

参拝した後に境内を出る時は

振り返り一礼をして境内を立ち去ります。

この時、鳥居をくぐるのであれば同じように左側から鳥居をくぐります。

鳥居を正面に見た時の左側なので入ってきた時とは逆から出ることになります。

神社参拝で役立つ豆知識

ここからは神社参拝に役立つ豆知識をご紹介していきます。

豆知識!おみくじの順番【大吉〜大凶】

おみくじの順番

大吉 ー 吉 ー 中吉 ー 小吉 ー 末吉 ー 凶 ー 大凶

一般的にはこのようにおみくじの順番が決められています。

大吉の次が中吉かと思いきや吉なんですよね。

中吉は吉の半分という解釈らしいので吉の次になるみたいです。

神社によっては解釈の違いで中吉が吉より前にくるところもあったり

「半吉」や「末小吉」なども取り入れている神社もあります。

詳しくはおみくじを引いた神社の社務所や授与所にいる巫女さんや神職さんに聞いてみるとハッキリしますよ!

神社参拝する時間は午前中がおすすめ

神社参拝をするなら午前中がおすすめです。

個人的には日の出あたりの時間帯が一番おすすめです。

日の出は1日の中で太陽が力強く昇る時なので一番エネルギーに満ち溢れている時間帯です。

そして、明け方は空気がとても住んでいて爽やかな気分にもなれます。

そもそも神社にはその土地・その地域で一番パワーのある場所でもあるので

こうした条件下で参拝すると気分がとても清らかになるのでおすすめです。

神社とお寺の参拝方法は違う!?

僕は全国いろんなところの神社を参拝させてもらっているのですが

たまにお寺にも行かせてもらい手を合わせていると

神社のように二拝二拍手一拝をする人がいます。

基本的に拍手は日本の神様にしか有効ではありません。

お寺にいる仏様は静かに手を合わせる合掌となるので

神社参拝では大きくパチンパチンと音を鳴らしましょうね!

最後に:作法も大事だけど心の在り方も大切に!

神社参拝の作法について細かく解説してきました。

細かすぎてめんどくさいと思う人も中にはいらっしゃると思います。

別にそれはそれでいいと思います。

作法に囚われてめんどくさい気分で神前に立つより

「神様!神様に会うために遠くからやってきました!」

というように清らかな素直な心で参拝した方が神様もきっと「わざわざよくきてくれたね!」と思ってくれると思います。

作法も大事ですがその前にどんな気持ちで参拝するかが僕は大事だと思います。

偉そうなこと言える立場ではありませんが

神社参拝をもっと気軽で楽しいものと思ってもらいたいです。

それでは今回の記事は以上です!

最後までご愛読頂きありがとうございました!

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