ころんくん
「これから御朱印を集めよう!」
「でもどうやって御朱印はもらえるの?」
この記事では、これから御朱印集めをしようと思っている方のための御朱印集めのガイドブックになっています。
御朱印とは?から始まり、準備・マナー・もらい方などを
わかりやすく1から解説しています。
僕自身、日本全国の御朱印を集めること4年以上経ちました。
北は北海道、南は鹿児島と各都道府県の神社仏閣を参拝させてもらい御朱印を頂いております。
日本は神社仏閣の国と言っても過言ではありません。
自国の文化である神社仏閣の参拝の証である御朱印を人生の宝にしてみてはどうでしょうか。
目次
【御朱印集めの始め方ガイド 第一章】御朱印
それでは御朱印集めの始め方ガイドの第一章は御朱印についいてです。
そもそも御朱印とはなんなのか?
なぜ御朱印が存在しているのかなどそのルーツにも迫っていきたいと思います。
御朱印とは
御朱印は神社仏閣へ足を運び参拝した証として頂く証明書のようなものです。
内容を見て頂くとわかる通り
社名と日付が描かれます。
つまり、いつどこの神社もしくはお寺で参拝したのかが一眼でわかるようになっています。
他にも神仏とのご縁の証として大切にしている方も大勢います。
最近では、御朱印人気も高まり各社オリジナルの御朱印を出すようになっています。
季節限定や神事などが行われる期間限定の特別御朱印などが華やかで人気が高いようです。
御朱印のルーツとは
御朱印のルーツについてみていきたいと思います。
そもそも御朱印という文化はいつ始まったのでしょうか?
これには様々な説が飛び交っているので一概には言えませんが
平安時代、「六十六部廻国聖」と呼ばれる者たちが、
全国66か国の霊場を巡り、経文を納めた証しとして受け取った「納経請取状」であるといわれています。
つまり、平安時代にお寺にお経を納めた証として頂いていたものが御朱印というわけです。
それから時代は流れ神社にも御朱印の文化は伝わっていき現在のように一般人である僕たちにも親しみ深いものとして存在しています。
御朱印とは何か?なんのためにあるの?御朱印の起源や歴史について
【御朱印集めの始め方ガイド 第二章】準備
御朱印について理解が深まったらここからは御朱印を頂く上で必要なものをご紹介していきます。
- 御朱印帳
- 初穂料・納経料
御朱印帳
御朱印集めをする上で最も重要なものは御朱印帳です。
御朱印帳があるのとないのとでは御朱印のありがたさが変わってきます。
ころんくん
やっぱり一冊にまとめられている方が見返した時に
圧倒的なありがたさを感じるわん!
御朱印帳は前もって準備するというより御朱印をもらうときに合わせて頂くといいでしょう。
神社・お寺各社によって御朱印帳のデザインが違うので好みのものを探してから行くのもいいですが
特にこだわりがなければ、地元の一之宮が一番妥当だと思います。
御朱印帳には2種類のサイズがあります。
普通サイズと大判サイズです。
普通サイズは横11cm×縦16cm)
大判サイズは(横12cm×縦18cm )の2つに分けられます。
初穂料・納経料
初穂料・納経料は御朱印を頂くためのお金のことです。
初穂料は神社で使われる言葉
納経料はお寺で使われる言葉
基本的に御朱印の相場は300円〜500円が一般的です。
僕の感覚だとほとんどの神社やお寺は300円のところが多いです。
伊勢神宮や熱田神宮・出雲大社など大きい神社ではお志でと言われることがあります。
これはあなたのお気持ちのままにという意味で具体的な金額は問われていません。
でも、知り合いに神社で働いていたことのある人の話を聞いたところ500円くらいが一般的だそうです。
お志でと言われたら500円を納めておけば大丈夫です。
御朱印帳は1500円がよく販売されている金額です。
御朱印のもらえる神社仏閣の探し方
御朱印は全ての神社やお寺でもらえるわけではありません。
自宅の近くにある神社に行っても御朱印の取り扱いがなければもらうことはできません。
あらかじめネットや電話で予定している社寺に御朱印の有無を確認をとることをおすすめしたます。
御朱印を探すならこのサイトでも僕自身が頂いた御朱印を中心にマップにてご紹介しているので参考までにご活用ください。
【御朱印集めの始め方ガイド 第三章】学ぶ
ここからは御朱印を頂く上での基本的な参拝マナーや御朱印に関する知識をお伝えします。
参拝マナー
ここでは神社をメインに参拝マナーをお伝えしています。
マナー①:境内では中央は歩かない
神社の境内は神様の敷地内です。
神様は基本的に道の中央を通るので
我々人間はその通り道を開ける必要があるのでなるべく中央は避けて端を歩きましょう。
マナー②:鳥居や社殿などには一礼
神社には鳥居をはじめ多くの社殿がある場合が多いです。
鳥居をくぐる前に一礼
参拝前に社殿の前で一礼するなど
行動を行う前に一礼することがよいでしょう。
マナー③:手水舎での清め方
神社では穢れが最も嫌われます。
そのため手水舎で清める必要があります。
- 右手で 柄杓 を持ってたっぷりと水をくみ、左手を清めます。
- 柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
- 再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受け、口をすすぎます。 柄杓は直接口につけないでください。
- 改めて左手を清めます。
- 残った水で柄杓の 柄 え を洗い清め、元に戻します。
最近ではコロナウイルスの影響で
手水舎が使えなくなっているところが多いです。
その場合は仕方ありませんね。
マナー④:参拝作法
参拝作法はその神社によって異なるので一概にこれが参拝作法ですと断言できません。
しかし、一般的に多く用いられている参拝作法は二礼二拍手一礼です。
参拝作法が違うところで言うと出雲大社などがニ礼四拍手一礼があります。
マナー⑤:御朱印は参拝後
基本的に御朱印は神様に手を合わせた後にいただくものです。
第一章で触れましたが御朱印は参拝した証です。
参拝の前に頂くのは御朱印の考え方からは外れてしまいます。
御朱印の見方
御朱印に描かれている内容についてお伝えします。
御朱印は基本的に朱印・墨書きの二つで構成されています。
最もベーシックなもので
中央に朱印が押され、右上に奉拝と左側に参拝日が墨書きで描かれます。
詳しくはこちらの記事で紹介しているやで興味のある方は見てみてください。
【御朱印巡りがもっと楽しくなる!】神社の御朱印の見方を覚えよう!
御朱印の数え方
御朱印をもらうときどんな単位を言えばいいのか?
結論からお伝えするとなんでもいいです。
1種類や1つなどしっくりくる単位で大丈夫です。
ちゃんと呼びたい方は一体と呼べば大丈夫です。
御朱印には神様の御神徳が宿っているという考えからの呼び方です。
神様は柱と呼びますがその御神徳である御朱印は一体と数えれば呼び方としては正しいと思います。
【御朱印集めの始め方ガイド 第四章】頂く
御朱印集めの始め方ガイドも終盤です。
いよいよ実際に御朱印のもらい方を見て行きましょう。
第三章でお伝えしたとおり、御朱印は参拝した後にいただきます。
御朱印の頂ける場所は主に社務所が一般的です。
神社やお寺の境内マップを見ればその位置を示してあるので向かいます。
ころんくん
社務所に到着したら御朱印を頂きたいことを伝えます。
この時、御朱印帳を購入するなら御朱印と一緒にもらってくださいね。
先にお金を払うのか後に払うのかは神社やお寺によって違うので
あらかじめお金は用意しておいた方がいいでしょう。
【これで安心!】御朱印をもらう為の4STEPと注意しておきたいコト
御朱印を頂く時はなるべくお釣りが出ないようにしておくといいです。
スマートに御朱印を頂くとかっこいいですからね!
御朱印を頂いたらお礼を伝えておしまいです。
あとは神社やお寺をバックにし御朱印の写真を撮ったりしてSNSにアップして楽しんでいきましょう。
【御朱印集めの始め方ガイド 第五章】保管
第五章では頂いた御朱印の保管方法についてご紹介します。
御朱印帳に頂いた御朱印や書き置きタイプの御朱印を頂いたら自宅へ持ち帰ると思います。
自宅に置いておく上で注意する点は2つ。
直射日光と湿気です。
直射日光を浴びると日に焼けてしまいせっかくの御朱印帳が日焼けして薄くなってしまいます。
湿気も大敵です。
御朱印や御朱印帳は紙です。
湿気のあるところに保管しておくとふにゃふにゃになってしまいカッコ悪くなります。
湿気を避けるためにシリカゲルなどの乾燥剤などを使うといいですよ!
おすすめはこれ!最強です!
- 本棚
- 神棚
- 引き出し
【御朱印集めの始め方ガイド 番外編】神社の楽しみ方
最後は番外編として神社の楽しみ方についてお伝えして終わりたいと思います。
御朱印を頂くということは神社に訪れるということです。
せっかく訪れる神社なので参拝して御朱印をもらって終わりでは勿体無いです。
当サイトである神社の図鑑では神社をテーマパークとして捉えております。
神様に手を合わせることはもちろんのこと
他にも建築様式や神話から読み解く神社巡りをしてみると神社が楽しくなると共に歴史なども学べます。
大人の楽しみ方で神社を楽しんでみませんか?
まとめ:さぁ!御朱印を頂きに家を飛び出そう!
御朱印集めの第一歩である御朱印のもらい方についてイメージは湧きましたか?
基本的な流れは御朱印帳を持参して参拝します。
参拝後、社務所にて御朱印を頂きたい旨を伝えます。
これだけで御朱印を頂くことができます。
いろいろお伝えしてきましたが基本的な流れはこれだけです。
とりあえず初めの1体を頂くことができれば
いつの間にか御朱印帳にたくさんの御朱印が溜まって2冊目・3冊目と御朱印帳も増えてきます。
旅の思い出としても最高の証にもなるので
ぜひ御朱印を頂いてみてください。
そして、ありがたい御朱印と出会うことができたらこっそり教えてください。
日本全国どこへでも飛んで行きます。わら
ということで今回の記事はここまでです。
よい旅が出来ますようにお祈りしています。