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諸説あり!?謎に包まれた鳥居の起源をまとめてみた

諸説あり!?謎に包まれた鳥居の起源をまとめてみた

ころんくん

わん!

鳥居の起源をまとめてみたわん!

今回の記事は鳥居の起源となっている説をまとめた内容となっています。

神社の入り口によく見かける鳥居は謎が多いとされています。

それは現在の考古学を持ってしてもいつから始まった文化なのかがわかっていないからです。

この記事では鳥居の起源として提唱されているいくつもある説をまとめた内容になっています。

どれも正解であり間違いでもあるので

あなたが一番しっくりくる説について深く考えてみると新しい鳥居の見方が発見できるかもしれませんね。

鳥居とは

まずは現代における鳥居の存在意味についてお伝えさせていただきます。

そんなこと知っているよ!と思った方は次の章へ飛んでいただいてOKです。

多くの鳥居は神社の入り口に立っていることが多いです。

これは神社との境界をはっきりさせておく必要があるからです。

神社の敷地内は神の領域と考えられており、

我々人間とは違う領域である必要があります。

そのため、参道に鳥居を設置することで神社との境界線をはっきりさせているのです。

【鳥居は何のためにあるの?】鳥居の意味について徹底解説 【鳥居は何のためにあるの?】鳥居の意味について徹底解説

諸説あり!鳥居の起源8選

鳥居の起源①:日本神話「天岩戸伝説」

天岩戸伝説は日本神話ではとても有名なお話です。

鳥居の起源はこのお話の中で描かれています。

太陽神であるアマテラスが天岩戸に引きこもってしまった時、

天岩戸からアマテラスを出すために八百万の神々が岩戸の前で宴会を行い、

引き摺り出す作戦を実行します。

その時、岩戸の入り口に「常世の長鳴鳥」と言う鳥を置いて宴会を盛り上げさせました。

その鳥をとまらせた木を鳥の居る木と呼び

神前には鳥の居る木を置く文化が始まり、「鳥居」となっていった説です。

これは神話のお話なので事実ではないかもしれませんが

今現在ある説では一番有力の説となっています。

鳥居の起源②: 冠木門かぶきもん)

冠木門は柱と貫だけで構成されている屋根のない門です。

鳥居の形に似ていることから鳥居の起源ではないかと考えられています。

冠木門は原始時代から人々の生活環境の一部として使われていたようです。

当時、家の周りを垣で囲み入り口に冠木門を置いていたようです。

入り口を表しているので鳥居ともリンクするところがあります。

一応、弥生時代の生活を表現している吉野ヶ里遺跡には冠木門ものが展示されていました。

鳥居の起源③: 女性の体を表している説

鳥居は女性の股からという説があります。

これは神社そのものを女性の体に例えて考える説になります。

女性は全ての人類の母であり、人は女性からしか生まれません。

つまり、神様ということです。

その尊さを神社というものに例えています。

この考え方は呼び方にヒントがあります。

神社では本殿のことをお宮と呼び、そこまでの道を参道と呼び、入り口を鳥居と呼びます。

これを女性の体に置き換えると

お宮→子宮

参道→産道

鳥居→股

このように人が誕生する部分を表していると言われています。

鳥居の起源④: ユダヤから伝来した

ここからは海外から伝来した起源説になります。

鳥居の起源はユダヤ人から伝来したという説があります。

ちょっと話が大きくなってしまうのですが

「日ユ同祖論」という日本人の祖先はユダヤ人だという説があります。

ここでは話が脱線し過ぎてしまうので深くはお伝えしませんが

まことしやかに我々の先祖はユダヤ人であるということが囁かれています。

文化的な共通点が多い点からこのような説が言われるようになっています。

鳥居はまさにその類似文化の一つでもあります。

古代ヘブライの玄関口に鳥居にそっくりな建物があったり、

トリイはヘブライ語で門と言う意味の言葉です。

つまり、大昔にユダヤ人が日本の地にやってきて自分たちの文化を定着させていったと言う説です。

鳥居の起源⑤:インドの「トラーナ」

古代インドの寺院には「トラーナ」と呼ばれる門がありました。

これが日本の鳥居と形が似ているし、

おそらく発音がトリイと聞こえたのではないのかと・・・

鳥居の起源⑥:中国の伝統的建築様式の門「牌楼はいろう

牌楼は中国の伝統的な門です。

この形が奈良県にある日本最古の神社「大神神社」の三輪鳥居に似ていることから言われるようになった説です。

確かに三つの門が連なっているのは三輪鳥居の大きな特徴でもあります。

鳥居の起源⑦:標柱「華表かひょう

これまた中国からの説になります。

華表は王城や陵墓の前に建てる柱のことを言います。

日本では華表と書いて「とりい」と読む苗字があると言うことで鳥居の起源に考えられています。

しかし、これは姿形から日本の鳥居を連想できないので違和感を感じてしまいますね。

鳥居の起源⑧:紅箭門こうぜんもん

韓国からの説です。

紅箭門は朝鮮半島において、聖なる場所の入り口に設置するようです。

「赤い矢の門」と言う意味があるらしく、

魔除けなどに効果があると考えられています。

これは稲荷社に多い赤い鳥居と同じ考え方でもあるため鳥居の起源説になっているのだと思います。

まとめ

鳥居の起源について8選ご紹介しました。

起源がはっきりわかっていないためいろんな説が提唱されています。

どれも事実かもしれませんし

嘘なのかもしれません。

自分がしっくりくる説を深く考えてみると面白いかもしれませんよ!

ちなみに僕は冠木門から現在の鳥居になったのだと考えます。

文化というものは生活の中で培われてきたものが

様々な意味を人々に与えられてアップデートされていくものだと思うので冠木門かな?って思います。

このように自分なりに考えてみると結構面白くて楽しいです。

神社の図鑑では他にも鳥居を楽しむための情報があるので他の記事もぜひ見て行ってください!

それでは今回の記事はここまでです。

さようなら!

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