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【鳥居は何のためにあるの?】鳥居の意味について徹底解説

【鳥居は何のためにあるの?】鳥居の意味について徹底解説

ころんくん

わん!

神社に鳥居がある意味と起源について徹底解説するわん!

今回の記事は神社に鳥居がある意味について詳しくお伝えする内容となっています。

神社に行けば必ずあると言ってもいいものが鳥居です。

鳥居があればそこに神社があると直感的にわかってしまうほど

神社と鳥居の関係はとても深いものです。

故に、それが当たり前すぎて

僕たち日本人は神社になぜ鳥居があるのかについて何の疑問も持たずに

神社の入り口のような意味でしかとらえていない方もいると思います。

確かに入り口を表していることに間違いわないのですが・・・

実は神社にとって鳥居はとても重要な役割を持った神聖なものなのです。

この記事でお伝えする鳥居の意味を知ることができれば

旅行の定番である神社参拝が今まで以上に神聖なものに感じ

楽しむことができるようになります。

是非!最後まで読み進めていってみてきださい!

それでは一緒に見ていきましょう!

神社に鳥居は何のためにあるの?

それでは神社になぜ鳥居があるのか?その意味についてみて行きましょう。

神社といえば鳥居と連想するほど神社と鳥居はとても密接な関係だと誰もが思うところだと思います。

そして、ほとんどの鳥居は神社の入り口に必ずと言っていいほどあります。

では、なぜ入り口なのでしょうか?

実は、鳥居の意味はここに隠されています。

神道の考え方では、神社は神様がいるとても神聖な場所で

僕たち人間の住む世界とは別物だと考えられています。

鳥居は神様のいる神域と僕たちのいる世界との境界を表しているということです。

さらに鳥居は穢れを落とす役割もあると考えられています。

日本の神様は穢れをもっとも嫌います。

穢れを持った状態で神様の御前に立つのは失礼な行為にあたります。

その証拠に参拝作法の一つに手水舎で手を清めますよね?

これは体系的に穢れを落とす行為を表しています。

鳥居も同じで鳥居をくぐれば心身の穢れを落とすものだと考えられています。

これは経験のある人だとわかると思うのですが

鳥居をくぐって神社の中に入ると気持ちが軽くなったり

悩み事がスッと軽く感じたりと、とても不思議な感覚に陥ることがあります。

これは鳥居をくぐったことにより穢れが落ちたということになります。

ちょっとスピリチュアルな話になってしまいましたが

神社を語る上では科学では証明できないお話も出てきてしまうのでご容赦ください。

つまり、鳥居はただ神社の入り口に立っているものではなく

神域との境界線や穢れを落とす役割があるということです。

また、神社ではなく山や海など自然の物に対して鳥居が立っている場合もあります。

これはこの先に神様が存在していることを表しているシンボル的な意味合いのものでもあります。

ちなみに

大きい神社だと参道にいくつもの鳥居が立っていることが多いです。

これは祀られている神様との波長を調整しているとも考えられています。

ころんくん

鳥居は一基、二基と数えるわん!

鳥居が赤い理由

鳥居のイメージカラーは赤色(朱色)というイメージしがちです。

でも、実際は赤色より無地の方が多いのですが…

そんなことはどうでもよくて!

鳥居が赤い理由についてみていきましょう。

古来より鳥居は木材で作られ無地でした。

色が塗られないのにはちゃんと理由があります。

鳥居は穢れを落とすものなので何にも染まっていない無地である必要がありました。

しかし、時代は流れ仏教の伝来から徐々に考え方が多様化してきました。

仏教では赤色のものは魔除けや厄除けの意味を持っています。

つまり、神社は神聖なものである必要があるため

「魔除けや厄除けも必要だろう!」

と言う考えを持ち始め鳥居に赤色が採用されていったようです。

稲荷神社に鳥居が多い理由

鳥居と聞けば1番最初に頭に浮かぶ神社があると思います。

そうです!

千本鳥居のある伏見稲荷大社ですよね。

全国の稲荷神社の総本山で、境内にある鳥居は一万基以上にものぼります。

そのため全国各地にある稲荷神社には基本的に鳥居が連続して並んでいます。

では、なぜこんなにも鳥居が多くなっているのか?

鳥居が多く並べられるようになったのは江戸時代から始まった習慣です。

参拝者の願いが通るように(または願いが通った)という願掛けやお礼の品として奉納され始め、現在のように参道にいくつもの鳥居が並ぶようになっていきました。

現在も鳥居の奉納習慣はあるので

鳥居の柱をよく見てみると日付と企業名や個人名などが記名されています。

もしかしたらあなたの勤めている会社の近くにある稲荷神社に行ってみると会社名の入った鳥居が奉納されているかもしれませんよ!わら

【日本の芸術風景】圧巻!千本鳥居が立ち並ぶ絶景神社12選

今も謎に包まれている鳥居の起源とは!?

鳥居の起源は謎に包まれています。

いつから神社に置くようになったのか?

海外のものを真似たのが始まりだとか?

歴史が古すぎて確かなことがわかっていないのが事実です。

ここでは鳥居の起源として言われているいくつかの説をご紹介します。

鳥居の起源①:神話「天岩戸伝説」

古事記や日本書紀で登場するお話です。

太陽神であるアマテラスが天岩戸に引きこもってしまった時、

天岩戸からアマテラスを出すために八百万の神々が岩戸の前で宴会を行い、

引き摺り出す作戦を実行します。

その時、岩戸の入り口に「常世の長鳴鳥」と言う鳥を置いて宴会を盛り上げさせました。

その鳥をとまらせた木を鳥の居る木と呼び

神前には鳥の居る木を置く文化が始まり、「鳥居」となっていった説です。

鳥居の起源②:原始時代の門

原始時代の生活に使われていた門が鳥居の始まりと言う説もあります。

当時、家の周りを垣で囲み入り口に柱を二本建てて、柱の間に一本の木を渡して補強したものを起源とする説があります。

一応、弥生時代の日本人の生活を表現している吉野ヶ里遺跡に鳥居なるものが展示されていました。

鳥居の起源③:インドの仏寺をマネた?

画像引用:4travelより

海外の文化を取り入れた説をご紹介します。

インドの仏寺にある門トラーナを真似たという説があります。

江戸時代の鎖国を除いて古来から日本は海外諸国と交流を重ねてきています。

その時にインドから伝来したものではないかと言われています。

諸説あり!?謎に包まれた鳥居の起源をまとめてみた諸説あり!?謎に包まれた鳥居の起源をまとめてみた

鳥居のくぐり方にはルールがある!?

知っている人も多いとは思いますが鳥居にはくぐり方の作法があります。

日本人なら知っておいた方がいいと思うので確認の為にここでお伝えさせていただきます。

鳥居のくぐり方作法①:一礼

上記の章でもお伝えしましたが鳥居は神社の玄関口です。

お邪魔しますという気持ちを込めて鳥居の前では一礼をします。

鳥居のくぐり方作法②:鳥居の中央は避けてくぐる

鳥居の中央は神様が通り入るのでなるべき避ける必要があります。

だから鳥居の中央は避け柱のそばを通ります。

中央を通った時に神様と鉢合わせして行手を阻んでしまってはいけませんからね

鳥居のくぐり方作法③:鳥居の中央から遠い足から出す

これは意外に知らない方も多いのかもしれません。

非常に細かいことなのですが鳥居をくぐる際、中央は避けて通るかつ

中央から遠い足からくぐるということです。

要は、人間は可能な限り端を通れってことです。わら

ご利益アップ!?意外と知らない正しい鳥居のくぐり方は○足からだった!ご利益アップ!?意外と知らない正しい鳥居のくぐり方は○足からだった!

鳥居の種類が分かれば神社参拝が楽しくなる!

鳥居の意味についていろいろお伝えしてきました。

それでは最後に鳥居を楽しめる種類についてお伝えしてこの記事を終わりたいと思います。

一見すると同じように見えてしまう鳥居なのですが

実は60種類もの鳥居が神社にそれぞれ建っています。

この種類について理解することができれば

神社の入り口から神社を楽しむことができます。

でも、ここで60種類全部お伝えするのは長くなってしまうので

大元である2種類の鳥居についてお伝えしていきます。

60種類の鳥居もこの2種類から細かく派生しているのでぜひ覚えて行ってください。

神明鳥居

神明鳥居の特徴は地面に対して直角に伸びた2本の柱にまっすぐな木材を乗せ、

さらに柱と柱の間にもう一本木を渡して強度を増した最も一般的でシンプルなものとなっています。

神明鳥居は天照大神を祀っている神社に多くみられます。

神明鳥居一覧

明神鳥居

明神鳥居の特徴は2本の柱の上に乗った横柱の両端が上に向かって反っているのが特徴的で

神明鳥居と違って装飾が派手目なものとなっています。

神明鳥居は地面からまっすぐに柱が伸びているのに対して明神鳥居はハの字の角度がついていることも特徴的といえます。

明神鳥居一覧


鳥居の種類についてはこちらの記事でより詳しくお伝えしているので

ぜひ一読してみてください!

【必見!】鳥居の種類と構造が分かれば神社参拝が5倍は楽しくなる

それでは今回の記事はここまでです。

神社の図鑑ではこのように神社のあれこれを詳しくわかりやすくお伝えしています。

サイト内をいろいろみていただき神社参拝のお役に立ててください!

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