今回の記事は神社検定の2級に合格する事ができたので
僕が実際に行っていた勉強方法や当時の勉強量を具体的にお伝えしていきます。
神社検定は初級・3級・2級・1級の4つの階級になっていて
本来の流れからすると初級や3級を受けてから2級・1級を受験するのが一般的だと思うのですが
ぶっちゃけ初級や3級の出題範囲は理解していると勝手に思い
初挑戦にして2級を受験することにしました。
初級や3級は古事記の理解度や基本的な神社の知識についてだったので
正直、100点は無理でも合格することは余裕そうだったので飛び級して2級を受験することにしました。
結果は見事合格したのですが
振り返ってみて「もっとこんなふうに勉強しとけばより高得点が取れたなぁ」
と感じたのでこれから神社検定2級を受験する人のお役に立てればと思い
僕の経験談をもとにお伝えしていきます。
頑張って合格を目指していきましょう!
・古事記や日本書紀は8割程度理解がある
・2019年日本一周御朱印巡りの旅をして神社やお寺を参拝した
・当サイト「神社の図鑑」を2年くらい前から運営
・神社の好きなところは歴史
(ちなみに、学生時代の成績は27(オール3)行かないところをウロウロしていた・・・)
目次
神社検定2級の試験内容
それでは神社検定2級の出題範囲についてまずはお伝えしていきます。
もしかしたら「そんなことは知っているよ!」って方は次へ進んじゃってください!
神社検定の2級は「神社の歴史」です。
初級や3級は神社を知る上での基本的な事が出題範囲だとお伝えしました。
2級では古代日本で実際に行われていた「自然崇拝(祭祀)」から社殿を構えた「現代までの神社」の成り立ちが試験内容となっています。
つまり、「日本史」です。
しかし、学校で習う「日本史」とはちょっと視点が違うところが大きな違いです。
学校で学ぶ日本史は仏教を中心とした日本史を学びます。
神社検定2級では「神道」目線での日本史になります。
「神仏習合の歴史も神道がどのようにして仏教と混じり合っていったのか」
「歴史的な事柄の背景に神道がどのように関わっていたのか」
など普通では学ぶことのない深い日本の歴史を学んでいく必要があります。
とまぁちょっと難しそうな印象を持ってしまうところですが
神社検定は別に国家資格でもなければ神職の資格でもありません。
言い方悪いですが所詮「趣味検定」です。
試験勉強は大変かもですが試験はそこまでべらぼうに難しくないということを頭に置いておくといいかもです。
(4択のマークシートだから正解は4分の1だからね)
実際に神社検定の試験問題を作成している人も「ひっかけ」や「ひねり」といった問題は出題しないと明言していましたからね。
公式に公開されている出題範囲のテキストをやれば合格はできるといっていました。
合格点 | 70点以上 |
受験者数 | 369人 |
合格者 | 210人 |
合格率 | 56.9% |
平均点 | 69.7点 |
最高点 | 99点 |
最低点 | 26点 |
2級受験者が用意する教材
☆『神社のいろは 続(つづき)』※出題割合は約70%
以下のうち1冊のサブテキスト※出題割合は約20%
(毎回サブテキストが変更になる為、公式HPにて要確認)
☆『伊勢神宮と遷宮の「かたち」』
☆『令和のご大礼 完全版』
☆『神話のおへそ『日本書紀』編』
☆『皇室』指定号(出題割合は約10%)
☆過去問題集
僕が受験した第12回は
- 『神社のいろは 続(つづき)』(出題割合は約70%)
- 『令和のご大礼 完全版』(出題割合は約20%)
- 『皇室』指定号(出題割合は約10%)
今回の神社検定2級の成績
さてさて、本題に入りたいところですがまずは僕の成績を公開していきます。
本当に合格しているのかどうかはとても重要なことだと思います。
ギリギリ!わら
でも合格は合格です!!
まぁ1ヶ月の期間でよく合格できたと自分を褒めたいです。
勉強量は別としてほとんどの方は半年くらい前から勉強を少しずつ開始しているようです。
試験日があと1ヶ月と迫っている方!
安心してください!
まだ合格はできます!
合格までの道!1ヶ月で合格した勉強方法と勉強量
ではでは、お待たせしました。
ここからは具体的に僕が実際にどんなやり方でどの程度試験勉強したのかをお伝えしていきます。
「神社のいろは 続」4回
「令和のご大礼 完全版」2回
「第11回の過去問」3回
「プチ検定に挑戦」3回
※出題範囲である「皇室 指定号」は完全に捨てています
まずは基本となるテキスト「神社のいろは 続」を通読しました。
わからないことは全無視でとりあえず最後まで目を通して流れを掴みます。
わからないところが多いから眠気との戦いになるけどとりあえず最後まで理解しなくてもいいから読み切る文章
今度はわからないところがあれば調べながら再読していきます。
調べてもよくわからないところは深く調べない
神社検定の公式HPに「プチ検定に挑戦」というものがあるのでプチ検定2級に挑戦してみた。
この「プチ検定に挑戦」は過去問20問をランダムで出題してくれるものです。
確か初めてやった時は11点くらいでした
僕が受験するのが第12回なので第11回の過去の2級問題集をやってみました。
やはり、問題形式で出されるといくらマークシートでも難しかった・・・
50点くらいしか取れなかった。
出題のパターンを理解するために答え合わせはしっかり行う!
step1と同様にとりあえず通読していきます。
サブテキストからの出題は1級と被る部分もあるので
1級で出題されるような問題は2級では出題されないのでパスしてOKです。
(1級の過去問から考察してください)
過去問の出題パターンを意識しながら読み込んでいく。
過去問で出題されている部分が多い章は重要視されているの熟読しておくといいかも!
丸暗記するまでプチ検定に再挑戦します。
似たような問題がくるくる出題されているだけなので
丸暗記してプチ検定の問題は最初の数文字で答えがわかるほどにしました。
合計3回で丸暗記した
前回やった過去問で間違えたところを意識しながら再挑戦
短期間で色々詰め込みすぎたので覚えるというより
なんとなくこんな感じって程度のふんわりした感じで再読した。
ぶっちゃけ出題20問に対して10点取れればいいかという気持ち・・・
自分で問題を頭の中で勝手に作りながら熟読していきます。
「神社のいろは 続」は満点とる気持ちで気合を入れる
最後に過去問をやって勉強はおしまいです。
とりあえずテキストを読んで読んで読みまくったって感じです。
受験してわかった高得点を取るための勉強方法
最後に実際に神社検定を受験してもっとこうしておけばより高得点が取れたんじゃないか?と思ったことをお伝えしてこの記事は終わりたいと思います。
高得点を取るための反省①「他の過去問もやっとけばよかった」
今回僕は前回の過去問だけしかやりませんでした。
前々回・前前々回と3回くらい遡った過去問をやっておけばおそらくもっといい点数が取れていたかもしれません。
高得点を取るための反省②「テキストの内容を調べている時に脱線しすぎた」
これは僕の悪いところなんですが
興味のあるとことあるところにどんどん吸い寄せられてしまう傾向があります。
「神社のいろは 続」に書かれているところでわからないところを調べていると
関係ないところまで深く調べてしまったことが多々ありました。
謎に歴代の天皇の系譜を細かく調べたり、神道学者の素性を調べたり
ちょっと脱線が目立ちました。
でも、僕が思うに歴史を学ぶ上で背景を知っていると知らないとでは理解度に大きな差があると勝手な持論があるため「良し」とはしていますがね・・・
という反省もあり、これが今回僕が受けた神社検定の勉強法です。
試験内容はちょっと難しい気はしたけど
テキストを4回も熟読したせいか、落ち着いて問題文を読んだらわかるところも多かったのでテキストは何回も読むことをお勧めします!
それでは勉強頑張ってください!