ころんくん
今回の記事は熱田神宮の別宮境内にある「太郎庵椿」についてご紹介していきます。
皆さんは太郎庵椿という樹木をご存知でしょうか?
全国的にも非常に珍しい品種の椿となっていて秋から冬の終わりに綺麗な花を咲かせます。
樹齢300年と江戸時代中期から熱田神宮の地に自生する椿は
熱田参拝を楽しむための大きなポイントでもあります!
歴史と美しさを兼ね備えた太郎庵椿を楽しんでみてください!
目次
熱田神宮 別宮境内にある太郎庵椿とは
熱田神宮の別宮境内にある太郎庵椿は樹齢300年以上と言われる椿の一種です。
太郎庵椿という品種は全国的にも珍しく、淡紅色に色付く綺麗な花を咲かせます。
お茶花として古くから愛されており、
茶人である「高田太郎庵」という人物がこよなく愛したことから太郎庵椿という名前が付いたと言われています。
「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」
太郎庵椿の開花時期や見頃はいつ?
太郎庵椿の開花時期は10月から4月くらいと言われています。
太郎庵椿はヤブツバキという品種に該当するため比較的長い間綺麗な花を咲かせます。
しかし、昨今の温暖化現象により多少前後することもあるので注意が必要です。
見頃は、11月末から3月くらいと熱田神宮の公式HPでも言われているので
この時期に熱田参拝をする予定の人は要チェックですね!
花を楽しむなら2月の熱田神宮
熱田神宮には「太郎庵椿」の他に「ならずの梅」という花も楽しむことができます。
ならずの梅は太郎庵椿より古くから熱田神宮の境内に自生しており
樹齢400年と言われています。
最大の特徴としては、花は咲かすが実がならないというところです。
通常、梅の木は梅が実るから梅の木というのですが
熱田神宮のならずの梅は、一度も梅が実ったことがないということで古くから有名になっています。
「ならずの梅」の開花時期は2月ごろなので太郎庵椿と時期が被るので
この時期に訪れたら一緒に楽しんでみてください!