〜 由緒 〜
靖国神社は東京都千代田区九段北に鎮座する日本の代表的な神社のひとつです。
明治維新による戦乱で亡くなった戦没者(新政府軍)の御霊を慰めるために明治天皇が明治2年(1869年)に東京招魂社として創建したことが始まりとなります。
明治7年(1874年)1月27日には、明治天皇が初めて招魂社に御親拝になられ
「我國の為をつくせる人々の名もむさし野にとむる玉かき」とお詠みになられ、
国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社です。
祀られた御霊は7751柱に数えられ、その中には坂本龍馬や高杉晋作と言った明治維新のさきがけとなって亡くなった志士達も含まれています。
その後、度重なる内戦や第一次世界大戦などの戦没者を合わせて祀るようになり、
現在では、246万6千人余りの人々を御祭神としてお祀りしています。
この中には軍人以外にも戦場で救護のために活躍した従軍看護婦や女学生、勤労動員中に軍需工場で亡くなられた学徒など、軍属・文官・民間の方々も数多く含まれております。
明治12年(1879年)6月4日に社名が「靖国神社」と改称され別格官幣社に列せられました。
「靖国」という社名は明治天皇が命名され、
「国を靖(安)んずる」という意味で、靖國神社には「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いが込められています。
主な例祭には、4月21〜23日にかけて行われる「春季例大祭」と10月17日〜20日に行われる「秋季例大祭」があります。
境内は桜の名所にもなっており、毎年3月下旬から4月上旬にかけて多くの花見客で混雑し、参道には屋台も多数出店され、大いに賑わいを見せます。
境内写真
所在地 | 東京都千代田区九段北3丁目1番1号 |
創建 | 明治2年(1869年) |
本殿の様式 | 神明造銅板葺 |
社格等 | 旧別格官幣社・勅祭社 |
御祭神 | 護国の英霊 246万6千余柱 |
御朱印 | あり |
神事 / 祭り |
1月 1日:若水奉奠、新年祭 2日:二日祭 7日:昭和天皇武蔵野陵遥拝式 30日:孝明天皇後月輪東山陵遥拝式 2月 11日:建国記念祭 17日:祈年祭 23日:天皇御誕辰奉祝祭 4月 21日〜23日:春季例大祭 29日:昭和祭 6月 29日:御創立記念日祭、献詠披講式 30日:大祓式 7月 13日〜16日:みたままつり 30日:明治天皇 伏見桃山陵遙拝式 10月 17日:神宮神嘗祭遙拝式 17日〜19日:秋季例大祭 11月 3日:明治祭 23日:新嘗祭 12月 25日:煤拂祭、大正天皇 多摩陵遙拝式 31日:大祓式、除夜祭 |
アクセス |
車の場合 首都高代官町出口 首都高西神田出口 首都高飯田橋出口 公共交通機関の場合 JR 地下鉄 バス |
駐車場 |
乗用車:30分毎 300円 バイク:30分毎 100円 |
参拝時間 |
[開門時刻]通年:午前6時 |
社務所/授与所 | 9時~17時(3月~10月は9時~18時) |
電話番号 | 03-3261-8326 |
公式HP | https://www.yasukuni.or.jp/ |
神紋 |