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【飛梅伝説】天満宮に梅があるのはなぜ?菅原道真と梅の関係について

ころんくん

わん!天満宮と梅の関係について知っておくわん!

今回の記事は、天満宮に梅がある理由について解説していきます。

天満宮は学問の神様として有名な菅原道真すがわらのみちざねをお祀りしている神社ということはご存知の方も多いと思います。

合格祈願や学業成就などにご利益があり、日本中どこにでもある神社です。

春先に訪れると綺麗に履き誇る梅の花を目にします。

梅は天満宮にとってとても尊い花であるとともに菅原道真ととても深い関係のある花でもあります。

天満宮と梅の関係を知ることで天満宮へ訪れた時の楽しさまがアップするので

ぜひ知っておいてみてください!

天満宮に梅があるのはなぜ?

天満宮に訪れると梅の木が植えられていることをよく見かけると思います。

春先には綺麗に咲き乱れる梅の花が天満宮を綺麗に彩り日本人の心に染みるものがあります。

では、なぜ天満宮には梅の木が植えられているのでしょうか?

これにはちゃんと理由があります。

天満宮には学問の神様である菅原道真公が祀られています。

実は、梅は御祭神である菅原道真と深〜い関係があるのです。

その関係を説明するには「飛梅伝説」を知っておく必要があります。

飛梅伝説

太宰府天満宮に訪れたことのある方なら御神木である「飛梅」はご覧いただいていると思います。

本殿前の右側に植えられている梅の木です。

この梅の木は菅原道真が太宰府へ左遷させられた時

一緒になって京都から人知れず道真を追っかけてきた梅です。

京都にある道真の家の庭には桜の木や松の木、そして梅の木が植えられていました。

道真はこれらをこよなく愛していたのですが

太宰府へ左遷させられ京都を離れることになります。

その時道真は最も愛していた梅の木に一つの歌を歌いました。

「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅花(うめのはな) 主なしとて 春を忘るな」

現代語訳:東風が吹いたら(春が来たら)芳しい花を咲かせておくれ、梅の木よ。

大宰府に行ってしまった主人(私)がもう都にはいないからといって、春の到来を忘れてはならないよ。

この歌を聴いた梅は道真を追いかけるように太宰府へと飛んで行き主人の住むこの地に根を張ったと言われています。

これが飛梅伝説であり、太宰府天満宮にある飛梅なのです。

このように梅は道真にとって尊い存在であったことがわかります。

だから天満宮には梅の木が植えられているのです。

ちなみに

天満宮は梅と同じように牛も道真と深い関係があります。

牛についても知っておくと面白いですよ!

天満宮にはなぜ牛の石像があるの?菅原道真との関係について 天満宮にはなぜ牛の石像があるの?菅原道真との関係について

梅は天満宮の神紋でもある

天満宮のマークをよくみてみると梅の花のマークであることがわかります。

これは天満宮の神紋である「梅鉢紋」と言います。

道真の家紋でもあったものなので道真を祀ってある神社にもそのまま使ったと考えられています。

道真は家紋にするほど梅を愛していたことがわかりますね。

天満宮の梅の花が満開の時は受験生の笑顔も満開!

天満宮は合格祈願や学業成就のために訪れる人が多いです。

それは学問の神様である菅原道真が祀ってある神社だからご利益が勉強などにあるからです。

多くの受験生は天満宮で祈願をしたのち受験に励むと思います。

そして、梅の花が満開になる春先には受験に合格した笑顔の受験生たちを迎えているのだと僕は思います。

だから道真は桜ではなく梅の花を愛していたのかも知れませんね。

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