ころんくん
今回僕が訪れたのは延喜式神名帳に記載されている「川曲神社」です。
川曲神社は延喜式神名帳に記載されていはいますが
創建は不明となっていおります。
御祭神は菊理媛命、応神天皇をお祀りしています。
菊理媛命という神様はかなりマイナーな神様として日本書紀の外伝で一度だけ登場した神様です。
その登場シーンは
イザナギが黄泉の国へイザナミを迎えに行くが変わり果てたイザナミの姿に驚いて逃げ帰ってしまう
その時、黄泉平坂で人間を1000人殺すだの1500人作るだのというくだりをやっている最中に
菊理媛命が登場し、二人の間をうまく取り持ったという神様です。
故に菊理媛命は縁結びの神様として信仰を集めて言います。
川曲神社のご利益の一つに良縁もあるので
おそらく菊理媛命が関係しているご利益だと思います。
社格が「従三位」であったため江戸時代頃には村人の勘違いで十三権現と言われていたと伝えられているようです。
確かに読み方は同じだけどね・・・わら
調べてみると一応御朱印もあるようなのですが
ここ川曲神社ではなく近くにある「大神社」でもらうことができるみたいです。
どうやら大神社と川曲神社の宮司さんは同じで兼務されているからだそうです。
大神社にも行きましたが宮司さん不在のため御朱印はいただけませんでした涙
御祭神:菊理媛命、応神天皇
ご利益:家内安全・五穀豊穣・良縁成就・安産など
川曲神社はこんな神社だった
それでは川曲神社を参拝していきましょう!
正面鳥居と社標はこんな感じです。
社標には式内と書かれているため式内社であることがわかります。
鳥居をくぐると結構長めの参道が続きます。
川曲神社の参道には住宅が建ち並んでいるので今では生活道路として使われているようです。
参道を進んでいくと左に神馬らしい馬を発見!
でもよくみると安産祈願の馬のようです。
ちゃんと感謝の気持ちは忘れずに!
さあ!境内を見ていきます!
写真↑の左側に祓所がありました。
川曲神社では10月21日が例祭なのでその日にはここで祓詞が唱えられるのだと勝手に推測します。
蛇のような龍のような手水舎
無人神社のため水は出ていませんでしたね。
立派な菊花石が奉納されています。
その名の通り“菊の花”のような模様が出ている石のことを指します。
玄武岩などの塊の中に放射状の模様があり、
それが菊の花に似ているということで鑑賞の対象になったことから、
鎌倉時代あたりから始まった鑑賞石の世界で“最高峰の石”という扱いを受けました。
神馬発見!
拝殿がこちら
拝殿の前には蕃塀が置かれています
二礼二拍手一礼をして
社殿の周りを見ていきます!
本殿と拝殿が縦一列に並ぶ尾張造りが尾張国の神社だということがよくわかりますね。
末社もあったので手を合わせて川曲神社を後にしました。
川曲神社の行き方
住所 | 愛知県稲沢市子生和町北屋敷1406 |
アクセス | 車の場合
公共交通機関の場合 島氏永駅から徒歩約10分 |
駐車場 | なし |