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比叡山を守る神【日吉大社】の御朱印と境内をご紹介!

ころんくん

わん!今回の御朱印は日吉大社だわん!

御朱印図鑑に登録する今回の神社は「日吉大社」です。

日吉大社は全国に約3800社ある日吉・日枝・山王神社の総本宮として滋賀県の比叡山麓に鎮座する神社です。

ずっと前から行きたいと思っていたので今回ようやくその願いが叶いました!

とても素敵な神社だったので滋賀県を観光するなら是非足を運んで参拝してみてください!

この記事でわかること!
  • 日吉大社の御朱印
  • 日吉大社の御朱印の頂き方(場所・金額・受付時間)
  • 日吉大社の境内の様子

日吉大社ってどんな神社?

日吉大社は滋賀県大津市坂本に社殿を構える歴史ある神社です。

全国に点在する約3800社の日吉神社・日枝神社・山王神社の総本山となっています。

境内には東本宮と西本宮に分かれていて

東本宮には大山咋神おおやまくいのかみ

西本宮には大己貴神おおなむちのかみ

が祀られています。

日吉大社は元々比叡山に住まう大山咋神をお祀りするために第10代崇神天皇が創建されたと言われています。

その後、天智天皇が都を大津宮に移された時に奈良県の大神神社の大物主神を大己貴神として日吉大社にお迎えし

西本宮が創建されました。

それ以降、東本宮より西本宮の方がメインの神社となっていきました。

そして、比叡山に延暦寺が創建されると日吉大社は延暦寺の鎮守社として崇敬されるようになっていき、

神仏習合の色がより濃くなっていきました。

現在でも神仏習合の色は残っており日吉大社は別名「山王権現」とも呼ばれていたり

例祭には延暦寺の僧も参加されているようです。

ちなみに現在の社殿は、安土桃山時代に織田信長の延暦寺焼き討ちによって焼失してしまった境内を再建したもののようです。

日吉大社のご利益
御祭神 東本宮:大山咋神おおやまくいのかみ

西本宮:大己貴神おおなむちのかみ

ご利益 方除け・厄除けなど

日吉大社

日吉大社の御朱印

立派な御朱印をいただくことが出来ました。

日吉大社の神使である「神猿」さんの印も押されていて威厳がありますね!

初穂料:500円

御朱印の内容解説

①朱印:社印「日吉大社」

②墨書き:山王総本宮・日吉大社・日付け

③神使印:神猿印

【御朱印巡りがもっと楽しくなる!】神社の御朱印の見方を覚えよう!【御朱印巡りがもっと楽しくなる!】神社の御朱印の見方を覚えよう!

日吉大社の御朱印の頂き方

日吉大社の御朱印は東授与所と西授与所の二箇所でいただくことが出来ます。

ですが、注意することがあります。

今回僕が頂いた御朱印帳に書いていただく御朱印は西本宮のある「西授与所」でのみです。

東授与所では「東本宮の紙御朱印」のみの配布となっています。

他にも多数の神社の御朱印もあるのですが「東本宮の御朱印」以外は西授与所での配布になっています。

受付時間:9:00 〜 16:30

【参拝紀行】日吉大社の境内を散策!

それでは境内を散策していきます!

こちらが境内への入り口にあたる「赤鳥居」です。

僕が訪れたのは夕方の16時くらいだったのでちょうど西陽がさしていい感じでした!

 

ではでは!

 

といきたいところなんですが

日吉大社は神社では珍しい「拝観料」という名の「入苑協賛料」があるので注意してくださいね

伊勢神宮や出雲大社といった最大級の神社でも拝観料はないのですが

ごく稀に拝観料を徴収する神社があります。

これは日吉大社の説明でも少し触れましたが

神仏習合の名残だと思います。

日吉大社には国宝や重要文化財がごろごろしている境内になるので

維持管理のためには必要なお金なんだと思います。

拝観料:大人500円・中高生300円

赤鳥居を進んだ先と駐車場の入り口に受付所があるのでそちらで収める形になります。

 

それでは改めて

 

ではでは

 

境内に進んでいくとまず見えてくるのがこちらの鳥居です。

何か違和感を感じませんか?

 

そうです!

鳥居の上に三角が乗っている変な鳥居です!ww

 

これは山王鳥居といって日吉系の神社で見ることのできる変わった鳥居です。

日吉大社の御祭神である大山咋神は山神でもあることから

その象徴として鳥居の上に山が乗っているという感じのイメージのようです。

 

日吉大社に来たらこの鳥居を見なければ始まりませんからね!!

 

山王鳥居をくぐって進んでいくと・・・

神猿さんのいる「神猿舎」が右手に見えてきます。

お稲荷さんにはキツネというように

日吉大社はお猿さんが神様の使いである「神使」となっています。

御朱印にも印が押されていましたしね!

神猿さんは厄除けや魔除けなどから守ってくれるという意味合いが込められた存在です。

平安時代から都が京都に移された頃、

平安京からみて鬼門の位置にあたる北東に比叡山(日吉大社・延暦寺)がありました。

そのことから比叡山の神は鬼門を守る神ということで

その神使であるお猿さんは「魔が去る」→「まさる」となっていったようです。

 

神猿舎をあとにして奥へ進んでいくと「白山宮」「宇佐宮」が見えてきます。

白山宮には白山姫神が祀られていて

こちらは菊理姫神と同一神とされています。

菊理姫神は黄泉の国でイザナギとイザナミが大喧嘩する時に二人の仲を仲裁した神様です。

故に「縁結び」など良縁にご利益があると言われています。

宇佐宮は宇佐神宮から宗像三女神の一柱である「田心姫神」をお祀りしている神社です。

宗像三女神はアマテラスとスサノオが生み出した3人の女神です。

田心姫神は西本宮に祀られている大己貴神(大国主命)の妻にあたる神様です。

 

 

さて!

境内最西端まで来るとそこには「西本宮」があります。

立派な楼門ですね

よくみてみると神猿さんがいます!

かわいい!

 

当然、楼門は重要文化財に指定されているので刮目せよ!

こちらが西本宮拝殿と本殿です。

西本宮は国宝に指定されている建造物になります。

日吉大社の国宝は西本宮と東本宮の本殿の2棟となっています。

あとで東本宮の本殿もご紹介しますが

両殿ともほぼ同じ造りとなっています。

檜皮葺きで、屋根は日吉造という日吉大社特有の形式を用いた仕様となっています。

西本宮は大山咋神が鎮座する日吉大社に後から天智天皇がお祀りした神社なのですが

大神神社の神様の方が上位の神ということで西本宮がメインになっていったようです。

だから旧称では西本宮は「大宮」と呼ばれ

東本宮は「二宮」と言われていました。

 

 

西本宮で御朱印をいただきました!

 

お次は東本宮です

東本宮は西本宮の境内と比べるとたくさんの神社が鎮座していました。

これは元々鎮座していた神様ということもあるので

大山咋神の家族および生活を導く神々が一緒にいるようです。

こちらが東本宮の本殿になります。

東本宮は崇神天皇7年(紀元前90年)ごろに創建されたことが始まりとされています。

ですが、現在の鎮座地は里宮とも言われていて本来は牛尾山(八王子山)山頂にある牛尾宮が元々の鎮座地です。

八王子山は大山咋神が降り立った場所と言われていて

古来より山信仰のあるこの地域の人々の信仰の対象でした。

それを崇神天皇が山の麓である現在の地に里宮として日枝社(日吉大社)を創建したようです。

現在の牛尾宮には大山咋神の荒御魂をお祀りしている神社になります。

ちなみ三宮は樹下神社の鴨玉依姫命の荒御魂をお祀りしています。

 

樹下神社:鴨玉依姫命(大山咋神の妻)

樹下若宮:鴨玉依彦神(鴨玉依姫命の兄妹)

新物忌神社:天知迦流美豆比売(大山咋神の母)

大物忌神社:大年神(大山咋神の父)

 

最後に東本宮の前にある階段を降りたすぐそこに「猿岩」と呼ばれているパワースポットがあります。

神使の神猿さんに見えますか?

 

こんな感じです。

岩がゴツいから猿というよりゴリラに見えてしまうところですが

こちらが猿岩です。

東本宮で参拝した後に手を触れてパワーを充填してみてはいかがでしょうか!

 

ということで日吉大社の参拝は以上です。

今回は牛尾神社のある八王子山は時間の都合上パスしてしまいましたが

また機会があるときに山頂まで行ってお参りしていきたいと思います!

日吉大社の行き方

住所 滋賀県大津市坂本5丁目1-1
拝観料 大人:500円・中高生:300円
アクセス  車の場合 

名神高速道路「京都東IC」から「湖西道路西大津バイパス(国道161号)」経由、「滋賀里ランプ」より約5分

経路を確認

公共交通機関の場合

JR湖西線「比叡山坂本駅」から徒歩20分

京阪石山坂本線「坂本比叡山口駅」から徒歩10分

経路を確認

駐車場 無料駐車場50台ほどあり
日吉大社の御朱印情報まとめ

初穂料:500円
場所:東本宮・西本宮 授与所
受付時間:9:00 〜 16:30

ころんくん

気をつけて行ってくるわん!

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