ミツミスクネノミコト【三見宿禰命】

三見宿禰命みつみすくねのみことってどんな神様?

三見宿禰命は物部氏の末裔であり、第六代天皇「孝安天皇」の時代に漆部職人として活躍した人物です。

朝廷より漆部連の氏姓を与えられ、漆工芸の祖神として称えられるようになりました。

記紀には登場しないが『先代旧事本紀』の物部氏系図に登場する神様です。

三見宿禰には興味深い面白い説があります。

魏志倭人伝によると邪馬台国には4人の官僚が存在していると記載されています。

「伊支馬・彌馬升・彌馬獲支・奴佳鞮」

このうちの彌馬升は、「みまのすくね」と読んで物部氏の三見宿禰であると考えられています。

この考えは孝安天皇が卑弥呼の義弟だったという説から来ているようです。

三見宿禰は物部氏の末裔であり、孝安天皇の側近でもあったと言われています。

時の邪馬台国の女王であった卑弥呼の政治を義弟だった孝安天皇が補佐し

それを支えていた人物が三見宿禰であることは不思議ではないと考えられているからです。

他の名称
  • 三見命
  • 三兒命
  • 三児命

三見宿禰の系譜

父:出雲色命 / いずものしこのみこと

母:真鳥姫 / まとりひめ

兄弟:大木食命 / おおきくいのみこと・六見命 / むつみのみこと

三見宿禰は邇芸速日命(天火明命)の五世代目にあたる孫になります。

さらにひいおじいちゃんには物部氏の祖神でもある宇摩志麻遅命をもつ系譜となっています。

三見宿禰が祀られている神社

神社名 所在地
漆部神社 愛知県あま市甚目寺東門前10
須賀見神社・乙見神社 島根県大田市川合町川合1545
あとがき

神様の図鑑でご紹介している神様は

「古事記」「日本書紀」「先代旧事本紀」各地域に伝わる「風土記」

などの情報を辻褄が合うように編纂した内容となっています。

読み手によっては解釈の違いなどあるとは思いますが一つの説として理解してもらえれば幸いです。

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