日置神社は名古屋市中区橘にあり、北は名古屋城、南は熱田神宮へと通じている由緒ある古社です。
この辺りは古来、「日置部」(暦を司る人々)が住み、日置郷と呼ばれている地域でした。
織田信長公が『桶狭間の戦い』へ出陣の際には、こちらの神社に立ち寄り戦勝祈願をして「敦盛」を舞ったとされています。
今川義元軍を撃破し見事勝利を収めた信長公は、その後返礼として、千本の松の木を神域に植えたと伝えられております。
これにより「千本松日置八幡宮」と祟められました。
寄進した千本の松の木は、明治29年(1896年)に最後の一本が枯れてしまったそうです。
日置神社の創建年は不詳ですが、平安時代中期に作られた延喜式神名帳に「尾張国愛智郡日置神社」と書かれていることから
1000年以上もの歴史ある延喜式内社である事が分かります。
社殿は昭和20年、第二次大戦の空襲で焼けてしまいましたが、昭和33年社殿復興造営が完成致しました。
神社の南側入口には、珍しい子連れの狛犬を見ることができます。
江戸時代は「日置八幡」と称して應神天皇を祀っておりましたが、
現在の御祭神は、天照大御神が天岩戸に隠れてしまったとき、
出てきてもらうための策を練るために占いをしたとされる神、
天太玉命をお祀りしております。
御利益は、必勝祈願・厄除け・災難除け・学業向上・事業繁栄・開運招福です。
日置神社の評価
パワースポット
(3.0)
御朱印のデザイン
(4.0)
歴史の深さ
(4.0)
境内の雰囲気
(3.0)
アクセスのしやすさ
(2.0)
総合評価
(3.0)
所在地 | 愛知県名古屋市中区橘一丁目3番21号 |
創建 | 不明 |
本殿の様式 |
流造 |
社格等 | 式内社・郷社 |
御祭神 | 天太玉命 |
御朱印 | あり |
アクセス | 公共交通機関の場合
名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音」 2番出口より 300m。 名古屋市営地下鉄名城線「東別院」 4番出口より 400m。 車の場合駐車場なし |
営業時間 | 終日 |
電話番号 | 052-321-5241 |
神紋 |
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