愛知県名古屋市天白区の東に位置する「針名神社」は、敷地面積1万2000坪という広大な面積を誇り、
尾張の始祖の御社として、1100年以上の歴史とともに、静かに佇む由緒正しい神社です。
境内の大部分を占める杜は「野鳥の杜」として、四季折々に珍しい鳥が見られるそうです。
元々は現在地より約800メートル北、今の地下鉄平針駅の北側あたりの元郷に祀られておりましたが、
徳川家康の命により平針街道(姫街道)が整備されるのを期に、1612年に現在の地に遷し祀られたとされております。
尾治針名根連命が御祭神として祀られており、
開運、開拓の神様とされ、病気を治す御利益で有名です。
尾治針名根連命は、熱田神宮の神様「日本武尊」の妻の「宮簀媛命」の兄。「建稲種命」の孫に当たります。
また、尾張一体を支配していたとされる、豪族「尾張氏」の氏神と考えられているそうです。
現在の拝殿は、1976年に竣功したもので、唐破風造りの向拝より、
奥へ順に拝殿・祝詞殿・渡殿・本殿の棟が連なる建物群で構成されております。
社殿、社務所、手水舎は、1956年「昭和天皇御即位50年」の奉祝記念事業により再建されたものです。
2018年の拝殿の御屋根替えの折には、京都の宮絵師による247枚(祝詞殿77枚・拝殿170枚)の
薬草をモチーフとした天井絵を取り付け、華やかな雰囲気を楽しむことができる拝殿となっております。
境内写真
針名神社の評価
パワースポット
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御朱印のデザイン
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歴史の深さ
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境内の雰囲気
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アクセスのしやすさ
(3.0)
総合評価
(3.0)
所在地 | 愛知県名古屋市天白区天白町大字平針大根ケ越175 |
創建 | 不詳(10世紀以前) |
本殿の様式 | 神明流造 |
社格等 | 式内小社、村社 |
御祭神 | 尾治針名根連命 大巳貴命 少彦名神 応神天皇 |
御朱印 | |
アクセス | 車の場合
名古屋第二環状自動車道植田ICから15分。 駐車場あり(無料) 公共交通機関の場合名古屋市営地下鉄鶴舞線平針駅から 徒歩で約15分。 |
営業時間 | 終日 |
電話番号 | 052-803-6174 |
公式HP | https://www.harina3.or.jp/ |
神紋 |
五三桐紋
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