名古屋の観光名所の一つである「大須商店街」の一角に鎮座する「三輪神社」。
縁結びの神様として多くの方から厚い信仰を集めている神社で、
『幸せの社 』とも呼ばれております。
1610年の名古屋城築城以前の、戦国時代1570年頃に創建され、
その後城下町に飲み込まれた神社のひとつであります。
境内には秋葉社・津島社・猿田彦社を合祀している幸宮社・福光稲荷社・白龍社があります。
特徴的なのが、明神鳥居の両脇に、小規模な2つの鳥居を組み合わせている『三輪鳥居』。
三輪鳥居を八の字にくぐると、三倍のご利益があると言われております。
全国でも20か所程しかない鳥居で、名古屋市内ではこの三輪神社だけで見る事ができます。
ご祭神は、大物主神。
明治時代になり、徳川義宜公が合祀されました。
大物主神は、奈良県の三輪山に鎮座する神様で、
大神神社 からお迎えし鎮め祀ったと伝えられています。
縁結びで有名な出雲大社のご祭神(大国主神)と同一視されている大物主神は、
神話「因幡の白兎」で有名なお力の強い神様です。
ウサギと縁の深い三輪神社には、御影石で作られた「幸せのなでうさぎ」など、
境内のあらゆる所にウサギを祀っております。
このウサギは神様のつかいであり、願いを込めてなでることで幸福を頂けます。
また、なでた部分の痛みを取って頂けるとも言われています。
ウサギはぴょんぴょん跳ねることから運気を上げ、長い耳で福を集めるともされ、
とても縁起の良い動物と昔から言い伝えられております。
また、三輪神社の御神木である樹齢450年と推定される「縁結びの木」には、
大きな丹塗の破魔矢が刺さっているのが特徴的です。
所在地 | 愛知県名古屋市中区大須3-9-32 |
創建 | 元亀年間(1570年 – 1573年) |
本殿の様式 | 切妻造り |
社格等 | 指定村社・五等級 |
御祭神 |
大物主大神 徳川 義宜(尾張藩の第16代最後の藩主) |
御朱印 | |
アクセス | 車の場合
駐車場無し 大須周辺のコインパーキング利用 公共交通機関の場合地下鉄名城線「矢場町」駅4番出口より徒歩6分。 地下鉄名城線「上前津」駅9番出口より徒歩5分。 |
営業時間 | 終日 |
電話番号 | 052-241-7468 |
公式HP | https://miwajinnjya.com/ |
神紋 |
菊の花を菊の葉で隠す紋 |