〜 由緒 〜
北口本宮冨士浅間神社は山梨県富士吉田市に鎮座する富士山を御神体とした歴史ある神社です。
富士山の世界遺産構成資産の一部にもなっています。
富士山吉田口登山道の入り口にあることから一般の参拝客以外にも登山を控えた人たちも多く参拝を行います。
太い幹の杉に囲まれた境内は厳格な雰囲気が漂い、
入り口から真っ直ぐに伸びる参道には石灯籠が両脇に立ち並び、富士山を信仰する聖域を感じることが出来ます。
境内中央には木造鳥居としては国内一の大きさを誇る大鳥居を見ることができ
参拝者を神域へと誘ってくれます。
創建は、景行天皇40年と伝わっており、日本武尊が足柄の坂本(相模国)より酒折宮(甲斐国)へ向かう途中で当地の「大塚丘」にお立ち寄りになられ、
そこから富士の神霊を親しく仰ぎ拝され「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」と仰せになりました。
これに従い大塚丘に鳥居が建てられ、加えて後の景行天皇50年には祠を建て、
浅間大神と日本武尊をお祀りしたことが始まりとなりました。
現在の社殿は、天応元年(781)に富士山の噴火が起こったことにで
甲斐国主の紀豊庭朝臣が卜占を行ったところ、大塚丘の北方に浅間大神を移転させることが良いとされ、延暦7年(788)に現在の場所に鎮まることになりました。
日本武尊はそのまま大塚丘に鎮座したままとなっている。
現在の本殿は、元和元年(1615)鳥居土佐守成次殿の創建で、国指定重要文化財に指定されています。
また、本殿の両脇には「西宮本殿」「東宮本殿」が建てられており
東宮本殿は武田信玄が永禄4年(1561)に再建を行い、西宮本宮は文禄3年(1594)浅野氏重殿造営の社殿を現在の場所に移したものとなっています。
境内写真
所在地 | 山梨県富士吉田市上吉田5558 |
御神体 | 富士山 |
創建 | 景行天皇40年(110年)※日本武尊東征時 |
本殿の様式 | 一間社入母屋造り軒唐破風付き |
社格等 | 旧県社・別表神社 |
御祭神 |
浅間大神:木花開耶姫命 天孫彦火瓊瓊杵命 大山祇神 |
御朱印 | |
神事 / 祭事 | 新年祭 – 2月17日 初申祭(例祭) – 5月5日 鎮火祭(吉田の火祭り) – 8月26日、27日 新嘗祭 – 11月23日 |
アクセス |
車の場合 【東京方面より】 【神奈川・三島方面より】 【関西・富士宮方面より】 【小田原・箱根方面より】 公共交通機関の場合 富士急行線「富士山駅」から徒歩で20分 浅間神社前バス停下車すぐ |
駐車場 | 第1〜第7参拝者駐車場あり 計140台 |
参拝時間 | 24時間参拝可能 |
社務所/授与所 | 9:00 ~ 17:00 |
電話番号 | 0555-22-0221 |
公式HP | https://www.sengenjinja.jp/index.html |
神紋 |
境内図