ころんくん
こんにちわ!
今回訪れた神社は愛知県一宮市にある「坂手神社」です。
坂手神社は尾張国中嶋郡の式内社として延喜式神名帳に記載されている神社です。
創建は明らかになっていないのですが式内社であることから1000年以上であることは間違いなさそうです。
言い伝えでは、その昔
倭姫が伊勢神宮を創建する前に旅していた時にこの地に立ち寄り
坂手大神を祀った事が始まりとされているようです
このことから伊勢神宮の神領である「御厨」と呼ばれている屋舎があり
伊勢神宮にお供えする食べ物などがあつめられていたようです。
それでは坂手神社の境内を散策していきましょう!
坂手神社には駐車場はないので注意が必要です。
僕はバイクで訪れたので境内横にビタッと路駐!わら
立派な鳥居と坂手神社と書かれた社標号がいいですね!
鳥居は伊勢鳥居かな?っと思ったのですが
よく見てみると伊勢鳥居なのに額束と扁額があります。
本来伊勢鳥居は五角形の笠木に貫と柱が2本だけと至ってシンプルな造の鳥居なのですが
これは珍しいですね!
では鳥居をくぐって進んで行きます。
年間神事一覧表があります。
いろんな神事が行われているんですね!
式内社ならではの月次祭も行われています。
だけど毎月行っているのはなぜでしょうね?
ほとんどの式内社では年に一回なのですがね・・・
手水舎は水は流れていませんでした
境内の中の鳥居は伊勢鳥居ですね。
綺麗な蕃塀ですね。
赤い屋根は初めて見ました。
尾張国では拝殿の直線上にこうして蕃塀が置かれていることが多いんですよね。
素晴らしいアーチを描いている太鼓橋です!笑
見てください!
立派な茅の輪です!
茅の輪は夏に行われる厄災祈願です。
茅の輪を8の字にくぐることで身を清め災いから守ってくれると言われています。
素戔嗚を祀っている神社なら毎年6月の30日に行われています。
さて!拝殿に到着したので参拝します。
立派な拝殿です。
御神紋は菊に雲が描かれているこれまた珍しい御神紋でした。
参拝作法は二礼二拍手一礼
最後に拝殿と本殿の周りをぐるっと回って終わりたいと思います。
本殿
天王社
こちらは坂手大神です。
今では磐座として置かれています。
坂手神社の末社
手水舎には謎の井戸がありました。
以上が坂手神社のご紹介でした。
歴史的にかなり興味深い一面のある神社です。
元伊勢のことをもっと知るとより面白くなりそうな予感のする神社ですね!