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氷川神社

〜 由緒 〜

氷川神社は関東近辺に点在する氷川神社の総本社として埼玉県大宮に鎮座する歴史ある神社です。

武蔵国の一宮としても崇敬を集めており、

正月の初詣には毎年200万人以上の人が参拝に訪れています。

地名の「大宮」は、「大いなる宮居」と氷川神社が称えられていたことから付いた地名と言われています。

現在の境内は、大宮公園の一角に位置しており、

JR「大宮駅」方面からまっすぐに伸びる参道は日本一長い参道と言われ、その長さは2kmとなっています。

参道の途中にある二の鳥居は、かつて国内最大級(13m)の大きさを誇っていた明治神宮の木造鳥居が移転したものです。

御祭神は、須佐之男命・奇稲田姫命・大己貴命の三柱をお祀りしており、出雲系の神社であることがわかります。

創建は、第五代孝昭天皇3年の4月末と伝えられ、およそ2500年以上の歴史を持っています。

大宮公園周辺一帯は、見沼と呼ばれる沼地ではじめは水神を祀っていたものと考えられています。

また、「アラハバキ神」と呼ばれる土着神だったとも言われています。

その後、第13代成務天皇の時代に初代武蔵国造(无邪志国造)の兄多毛比命が出雲族と共にこの地に移住し、祖神である須佐之男命を氏神として奉りました。

社名の「氷川」は、須佐之男命の八岐大蛇神話で登場する「肥河(斐伊川)」から由来しているという説があります。

氷川神社では、元々の土着神「アラハバキ神」を現在でも門客人神社として同じ境内に代々祀っていたことから大きな力を持った神であったことが考えられます。

(現在の門客人神社の祭神は足摩乳命、手摩乳命となっています)

平安時代後期には、平将門の乱において平貞盛が戦勝を祈願し乱を平定したことから、

関東地方の武士に幅広く信仰され、荒川流域に数多くの分社が建てられ、武蔵国中に広がったようです。

明治になると、京都から東京へ奠都された明治天皇は武蔵国の鎮守・勅祭の社と定め、

明治元年10月28日・明治3年11月1日・明治11年8月31日の三度にわたって行幸されました。

境内写真

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氷川神社の評価
パワースポット
(4.0)
御朱印のデザイン
(4.0)
歴史の深さ
(5.0)
境内の雰囲気
(4.0)
アクセスのしやすさ
(4.0)
総合評価
(4.0)
所在地 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町一丁目407番地
創建 孝昭天皇3年(紀元前471年)
本殿の様式 流造
社格等

式内社(名神大)

武蔵国一宮または三宮

旧官幣大社

勅祭社

別表神社

御祭神 須佐之男命・奇稲田姫命・大己貴命
御朱印
神事 / 祭事 例祭:8月1日
アクセス

 車の場合 

首都高埼玉新都心線・さいたま新都心西出口から5.2km 約20分

東北自動車道・岩槻ICから7.9km 約25分

経路を確認

公共交通機関の場合

JR「大宮駅」東口から1.5km 徒歩約20分

東武アーバンパークライン(東武野田線)「北大宮駅」から750m 徒歩約10分

経路を確認

駐車場 参拝者用無料駐車場複数台あり
参拝時間

3、4、9、10月 5:30~17:30

5~8月 5:00~18:00

1、2、11、12月 6:00~17:00

社務所/授与所 8:30~16:30
電話番号 048-641-0137
公式HP https://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/
神紋

境内図