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狭井神社

狭井神社は大神神社の御祭神である大物主神の荒御魂をお祀りする神社です。

正式名称は「狭井坐大神荒魂神社さいにますおおみわのあらたまじんじゃ」と言い、大神神社の摂社という位置付けで同じ境内に鎮座しています。

創建は垂仁天皇の時代と伝わり、社名にもあるように大神神社の荒魂を鎮めるために創建された神社です。

境内は、御神体である三輪山の麓でもあり神々しい空気に包まれた場所に社殿を構えています。

境内の脇には三輪山への登拝道入り口があり、神聖な三輪山を登拝することが出来ます。

(※事前申し込みが必要です)

荒魂は神の最も強い力が宿る神霊と言われ、

狭井神社では古くから病気や医療にご利益があると言い伝えられています。

拝殿奥には「薬井戸」と呼ばれる御神水をいただける場所が設けられており

そこから湧き出る水を頂くと病に効くと言われています。

参拝時には「鎮魂詞」を唱えてお祈りを行うのが習わしとなっています。

「狭井大神(さゐのおほかみ) 荒魂(あらみたま)守給(まもりたま)へ 導給(みちびきたま)へ」

所在地 奈良県桜井市三輪1422
御神体 三輪山
創建 垂仁天皇の御代頃
社殿の様式 春日造
社格等 大神神社摂社・式内社
御祭神 大物主神荒魂おおものぬしのかみのあらたま

配神:大物主神おおものぬしのかみ姫蹈鞴五十鈴姫命ひめたたらいすずひめのみこと勢夜多々良姫命せやたたらひめのみこと事代主神ことしろぬしのかみ

神事 / 祭り
御例祭:四月十日

鎮花祭:四月十八日

御朱印 あり