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伊和神社

伊和神社は、播磨国の一之宮として兵庫県宍粟市一宮町に鎮座する歴史ある神社です。

大己貴神を御祭神とし、配祀神に国造りを共に行なった「少彦名神」と

娘である「下照姫神」を一緒にお祀りしています。

延喜式神名帳には名神大社として「伊和坐大名持魂神社いわにいますおおなもちみたまのかみやしろ」と記され、

正暦2年(991年)に正一位の神階を朝廷から授けられています。

播磨国の風土記によると国造りを終えた大己貴神がこの地にやってきて

「於和(おわ)」と呟いたため言葉が「伊和(いわ)」となったとされているようです。

創建に関しては詳しいことはわかっておらず

成務天皇14年(144年)または欽明天皇25年(564年)と伝えられているようです。

伊和神社の大きな特徴としては本殿が北向きという点です。

基本的に神社は南向きで建てられるのが一般的で、北向きは非常に珍しい方角となっています。

同じ神様である出雲大社も南向きで本殿が建てられていることから神様というより土地の影響が大きいと考えられます。

北を向く神様ということから北に何かあるのか

もしくは、本殿が北を向いているということは我々は南に向かって手を合わせることになるので南に何かあるのか

真意は分かりかねますが他とは違う北向きにする必要があったと考えられます。

この北向きに関して伊和神社に残る有名な伝説が残っています。

当時この地を治めていた豪族:伊和恒郷に大己貴神から「我を祀れ」と神託があり

現在の伊和神社のある土地に訪れると、一夜にして草木が生い茂り、

空には多くの鶴が舞っていました。

その鶴の内、大きな二羽の鶴が石の上に北向きで眠っていたことから北向きに社殿を創建したという伝説が語り継がれています。

現在もその石は「鶴石」と呼ばれ、本殿の背後にあり、みる事ができるようになっています。

境内写真

伊和神社13
伊和神社15
伊和神社27
伊和神社36
伊和神社33
伊和神社29
伊和神社23
伊和神社37
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伊和神社の評価
パワースポット
(4.0)
御朱印のデザイン
(3.0)
歴史の深さ
(4.0)
境内の雰囲気
(4.0)
アクセスのしやすさ
(4.0)
総合評価
(4.0)
所在地 兵庫県宍粟市一宮町須行名407
創建 成務天皇14年または欽明天皇25年
本殿の様式 入母屋造
社格等 式内社(名神大)
播磨国一宮
旧国幣中社
別表神社
御祭神

大己貴神

配祀神:少彦名神・下照姫神

御朱印
神事 / 祭り

新年祭:1月1日

節分祭:節分の日

祈年祭:2月17日

春季大祭・弁天祭:4月10日に近い日曜日

大祓:6月30日

夏祭:7月15日

風鎮祭:8月26日

開願祭:9月15日頃

秋季大祭:10月15日・16日

新嘗祭:11月23日

冬祭:12月15日

大祓・除夜祭:12月31日

一つ山祭 :21年目毎

三つ山祭 :61年目毎(甲子の年)

アクセス

 車の場合 

中国自動車道「山崎IC」より車で15分

経路を確認

公共交通機関の場合

JR山陽本線「姫路」駅より神姫バス「山崎」バス停で乗り換え、

「一の宮伊和神社」バス停下車 徒歩約3分

経路を確認

駐車場 約180台無料駐車場有(西側・東側)
社務所/授与所 9:00 ~ 16:00
電話番号 0790-72-0075
公式HP なし
神紋

五七桐紋・十六八重菊紋

 

境内社

ー 御霊殿 ー

御祭神

伊和恒郷命いわのつねさとのみこと

 

伊和族の長として当神社の再建に別格の功ありと云う

ー 五柱社 ー

御祭神

天照皇大神

国底立大神

宇賀魂大神

猿田彦大神

須佐之男大神

ー 播磨十六郡神社 東八群 ー

ー 播磨十六郡神社 西八群 ー