『高牟神社』は、愛知県名古屋市千種区今池にある、
延喜式神名帳に記載されている歴史ある神社です。
高牟神社のある千種区は、その昔、尾張で活躍していた
豪族の尾張物部氏一族の拠点があったと言われている場所です。
当時、物部氏が武器を納めていた蔵が神社となったことが、高牟神社の創建となります。
「牟」は古代武器の『鉾』、「高」はその『美称』であり、
高牟神社の名前の由来になっております。
御祭神は「高皇産霊神」と「神皇産霊神」。
どちらも「むすび信仰の神」なので、縁結びや良縁にご利益があり、
「恋の三社めぐり」として、山田天満宮(北区山田町)・城山八幡宮(千種区城山町)と共に
恋愛成就の巡礼スポットとなっております。
境内には、元古井・古井ノ坂といった地名が由来の元となった、
「古井(恋)の水」が、湧き出ています。
この霊水を飲めば、「恋が生まれる」という言い伝えがあり、さらに長寿の水としても信仰を集めています。
現在は名古屋市内でも数少ない井戸水のひとつで、一年を通じて水温が変化しないことでも有名です。
高牟神社の境内には、ハートの形をした彫刻がたくさんあります。
このハート型は、約1,400年前から伝わる「猪目」という文様で、
イノシシの目を意味しているこの猪目には、災いを除け、福を招く御守りの意味があります。
高牟神社は、このように恋愛成就・厄除け・延命長寿・必勝などの
さまざまなご利益をいただける神社として有名で、
古くから名古屋の人たちに愛されております。
境内写真
高牟神社の評価
パワースポット
(3.0)
御朱印のデザイン
(3.0)
歴史の深さ
(4.0)
境内の雰囲気
(4.0)
アクセスのしやすさ
(4.0)
総合評価
(4.0)
所在地 | 愛知県名古屋市千種区今池1丁目4−18 |
創建 | (伝)成務天皇の時代 |
本殿の様式 | 流造 |
社格等 | 旧郷社 |
御祭神 |
高皇産霊神・神皇産霊神・応神天皇
|
御朱印 | |
アクセス | 車の場合 名古屋城から約4km 11分 公共交通機関の場合JR中央本線「千種駅」から約200m 徒歩約4分 地下鉄東山線「千種駅」から約240m 徒歩約5分 |
営業時間 | 終日 |
電話番号 | 052-731-2900 |
公式HP | https://www.jinja-net.jp/takamujinja/ |
神紋 |
菊座橘 |