『坂手神社』は、愛知県一宮市佐千原宮東にある神社です。
「延喜式神名帳」に、尾張国中島郡「坂手神社」と記載されている由緒ある神社です。
坂手神社のある地名の「佐千原」は、坂手から佐手原、佐千原と変化した地名です。
垂仁天皇の第四皇女である「倭姫命」は、天照大御神の御霊代を祀る地を探して、
大和国から伊賀、近江、美濃、尾張の諸国を経て伊勢に向かったとされるが、
その尾張に辿り着いた際、坂手神社に立ち寄られ、
坂手大神を祀ったのが最初と伝えられます。
御祭神は、神社がある地域の灌漑用の水を守る神である『高水上神』です。
一説には、坂手神社は伊勢神宮の神領で、御厨と呼ばれる
神にお供えする食べ物を用意する為の屋舎があったと言われており、
明治時代までは、毎年伊勢神宮より「幣錦」を賜っていたそうです。
境内写真
坂手神社の評価
パワースポット
(3.0)
歴史の深さ
(4.0)
境内の雰囲気
(3.0)
アクセスのしやすさ
(3.0)
総合評価
(3.0)