広沢天神

『広沢天神（ひろさわてんじん）』は、愛知県豊田市猿投山（さなげやま）西入口の広沢川に面した場所に鎮座し、

「延喜式神名帳（えんぎしきじんみょうちょう）」に、加茂郡七社（かもぐんななしゃ）の一つとして記されている格式高い神社です。

広沢天神の社名は、広沢川に由来する地名から取られた名前だといわれております。

江戸時代頃は、三河国（みかわのくに）(愛知県東部)の三宮でもある猿投神社（さなげじんじゃ）の支配下にあり、

昭和のはじめまで猿投神社に合祀（ごうし）されていましたが、

その後は、現在の古社地（こしゃち）に戻されたとのことです。

猿投神社の境外末社です。

御祭神は、学問と医薬を司る神として信仰のある『少名彦命（すくなびこなのみこと）』。

少名彦命は、出雲大社の御祭神「大国主命（おおくにぬしのみこと）」と共に、国をつくり固めた神でもあります。

境内写真

DSC07088広沢天神

DSC07091広沢天神

DSC07097広沢天神

DSC07100広沢天神