【道俣神】「運命の分岐点に立つ案内人」迷いを断ち、進むべき道を示す神

道俣神ちまたのかみとはどんな神様?

道俣神は、伊邪那岐命が身に付けていた「袴」を脱ぎ捨てた瞬間に誕生しました。

神名の「ミチ」は道、「マタ」は股(また)、あるいは二又に分かれた「分岐点」を意味します。袴は足を通す部分が二つに分かれていることから、それが道が二股に分かれる「辻」や「分岐点」の象徴となりました。

人生や旅路において、どちらに進むべきか迷う「道の俣(また)」に立ち、邪悪なものが入り込むのを防ぐとともに、旅人が正しい道を選べるよう見守っています。以前まとめた「衝立船戸神」らと共に「クナト(岐)の神」の一統として、境界線や交差点を守護する重要な役割を担っています。

特 徴
• 袴の変容: 足を包み、歩みを支えていた袴が、道の分岐点そのものとその守護神となった姿。

• 選択の守護: 物理的な交差点だけでなく、人生の重大な決断(選択肢)を司る。

• 足元の浄化: 衣服をさらに脱ぎ進めることで、浄化の対象が「移動(足)」に関わる部分へと及んでいることを示しています。

全 名 道俣神(ちまたのかみ)
別 称 道股神、三俣神
神 祇 不明
神 格 道路の神、分岐点の神、境界の神、選択の神
配偶者 なし
 父 伊邪那岐神
 母 なし
兄 弟
 子 なし
御神徳 交通安全、進路守護、迷い解消、厄除け、開運招福
【押しポイント:迷えるあなたの足元を照らす、神界の『GPSナビゲーター』】

「どちらの道に行けば正解だろう?」と迷うことは誰にでもあります。道俣神は、そんなあなたの足元(袴)から生まれ、分岐点に立って寄り添ってくれる神様です。大切なのは、どちらを選んだとしても「その道を清めて守る力」が共にあるということ。迷いを捨て、自分の足で一歩踏み出す時、この神様は新しいルートの安全を約束してくれる、心強い推し神様です。

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