【闇淤加美神】「谷底の暗闇に潜む龍の化身」 全ての命を潤す源流の主

闇淤加美神くらおかみのかみとはどんな神様?

闇淤加美神は、神産みの悲劇の終盤、迦具土神を斬った刀の柄の部分に付着した血から誕生しました。

神名の「クラ」は「暗い」あるいは山と山の間の「谷(谷間)」を、「オカミ」は「龍(水神)」を意味する古語です。

つまり、日光の届かない深い谷底を流れる水や、そこから立ち昇る雲、そして恵みの雨を司る「龍神」そのものを神格化した存在です。

剣の血から生まれた神でありながら、その性質は「破壊」ではなく、大地を潤し命を繋ぐ「再生」へと向いています。

干ばつには雨を降らせ、長雨には晴れを願う、古来より国家レベルで大切にされてきた祈雨(きう)の神様です。

特 徴
• 谷の龍神: 地上の深い場所、人目に触れない水源を守護する。

• 対の調和: 峰の龍神である「高淤加美神(タカオカミ)」と対になり、山から谷まで全ての水系を支配する。

• 剣の転生: 猛々しい「火」と「剣」の物語から、最も穏やかで不可欠な「水」へと昇華した姿。

全 名 闇淤加美神(くらおかみのかみ)
別 称 闇龗神、暗龗神、闇御津羽神
神 祇 天津神
神 格 水の神、龍神、祈雨の神、止雨の神、火伏せの神
配偶者 なし
 父 伊邪那岐神
 母 不明
兄 弟
 子
御神徳 祈雨・止雨、五穀豊穣、商売繁盛、心身清浄、航海安全
【押しポイント:沈黙の底から恵みを汲み上げる、八百万の神界の『水龍プロテクター』】

「クラ(闇)」は、自分自身の内面や、まだ気づいていない潜在意識の象徴でもあります。闇淤加美神は、暗く深い場所にこそ、人生を潤す大切な源泉(才能や答え)が眠っていることを教えてくれます。行き詰まりを感じた時、あえて静かな場所で自分を見つめ直す。その深い内省の先に、恵みの雨のような新しいアイデアを降らせてくれる、非常に思慮深い推し神様です。

闇淤加美神くらおかみのかみに関連する神話と考察

闇淤加美神くらおかみのかみに会える神社一覧

貴船神社 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

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