【天之狭霧神】俗世と神域を分かつ境界の守護神

天之狭霧神 あめのさぎりのかみ とはどんな神様?

天之狭霧神は、山と野の神の間に生まれた「霧」の神様です。

神名の「サ」は接頭語(または「神聖な」)、「ギリ」は「霧(きり)」を意味します。

特に「天」の名を冠することから、高い山の頂や、天空に近い場所に発生する霧を象徴しています。

古代の人々にとって、霧が立ち込める山の上は、神々が降臨する神聖な場所であり、人間が容易に立ち入ることを許されない「境界」でした。

天之狭霧神はその霧を操ることで、神域を俗世の穢れから守り、同時に山が持つ生命力(水気)を優しく包み込んで保持する役割を担っています。

特 徴
• 神域のガードマン: 霧によって視界を遮り、不浄なものが神聖な場所へ踏み込むのを防ぐ。

• 水分(ミクマリ)の源: 霧は露となり、やがて川へと流れる水の源泉となる。

• ペアの神: 地上の低い場所に立ち込める「国之狭霧神」と対になって現れる。

全 名 天之狭霧神(あめのさぎりのかみ)
別 称 天狭霧命、天之佐霧神
神 祇 天津神
神 格 霧の神、境界の神、山岳の神
配偶者 なし
 父 大山津見神
 母 鹿屋野比売神
兄 弟 天之狭土神(あめのさづちのかみ)
国之狭土神(くにのさづちのかみ)
国之狭霧神(くにのさぎりのかみ)
天之闇戸神(あめのくらどのかみ)
国之闇戸神(くにのくらどのかみ)
大戸惑子神(おほとまとひこのかみ)
大戸惑女神(おほとまとひめのかみ)
 子
御神徳 境界守護、厄除け、開運(霧が晴れるように道が開ける)、雨乞い
【押しポイント:静寂の霧で真実を包み、時が来るまであなたを守り抜く『神秘のベール』】

霧の中では、遠くを見ることはできませんが、すぐ足元の自分自身に集中せざるを得なくなります。天之狭霧神は、情報過多で先を急ぎすぎる現代人に対し、「時には霧の中に身を置き、自分を静かに見つめ直す時間が必要だ」と教えてくれます。霧が晴れた後には、以前よりもクリアな視界が開けるはず。焦らず「その時」を待つ強さを授けてくれる神様です。

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