愛知県一宮市に所在する『大毛神社』は、昌泰2年(899)創建と伝えられ、
『延喜式神名帳』に、葉栗郡大毛神社と記された式内の古社です。
境内社に、秋葉社、津島社、神明社の3社が記されております。
御祭神は、「大御食津姫命」です。
御食は、文字で伺われるように食物の神で、
古事記の中でも食物の神として描かれています。
古くより、景行天皇の皇女「五百木入姫命」ゆかりの人形が祀られていた事から、
「ひながたの宮」と称えられておりました。
神社の近くにある「五百入塚」は、五百木入姫命の古墳と考えられ、
この塚から古代の人形が出土した事が伝えられています。
また、人形は全国各地に流し雛などの風習があるように、
災難の身代わりや厄祓いなどに今でも用いられております。
境内写真
大毛神社の評価
パワースポット
(2.0)
歴史の深さ
(3.0)
境内の雰囲気
(3.0)
アクセスのしやすさ
(3.0)
総合評価
(3.0)