『伊冨利部神社』は、愛知県一宮市木曽川町に鎮座しており、
「延喜式神名帳 」に、葉栗の一座伊冨利部天神と記載されている式内社です。
当地の大和から尾張に移住した豪族「伊福部」一族が、
祖神である金属製錬の神「若都保命」を創祀したのが起源。
1455年に、大火により全てを焼失していますが、1582年に再建し現在に至ります。
康正 の大火前の神社の痕跡は残っていませんが、古文書に「伊冨利部神社は、
本社・末社・殿閣 ・連なり、楼門 高くそびえていて鐘堂 ・宝蔵 あり。
神官の屋宅の甍 が並び、社領は一里所 。」と記されていることから、
かつては、大きな楼門が立っており、広大な神域を持つ神社であった事が伺われます。
御祭神の「若都保命」は、尾張氏の祖神である天火明命 の子孫とされ、
共にこの尾張国開拓の一端を担ったと言われております。
現在でも、この氏子の子孫とされる伊福部さんは数少ない苗字として残っています。
また、神社境内の本殿の南東に径20m、高さ4mの円墳があり、
古墳上には、現在墳頂から下に向かって、「浅間社」「天神社」「春日社」が祀られております。
その他、境内社に神明社・稲荷社・厳島社・貴船社 ・若宮社・龍神社があります。
境内写真
伊冨利部神社の評価
パワースポット
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御朱印のデザイン
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歴史の深さ
(3.0)
境内の雰囲気
(4.0)
アクセスのしやすさ
(3.0)
総合評価
(3.0)
所在地 | 愛知県一宮市木曽川町門間字北屋敷3714番地 |
創建 | 不明 |
本殿の様式 | 尾張造 |
社格等 | 旧県社 |
御祭神 | 若都保命・応神天皇 |
御朱印 | 有り |
アクセス | 車の場合 東海北陸道自動車道 「一宮木曽川IC」から2km 約5分 公共交通機関の場合JR東海道本線「木曽川駅」2.2km 徒歩30分 名鉄名古屋本線「新木曽川駅」1.9km 徒歩26分 |
営業時間 | 終日 |
電話番号 | 0586-87-0730 |
公式HP | https://peraichi.com/landing_pages/view/iburibe/ |
神紋 |
菊紋 |