深川神社

「深川神社（ふかがわじんじゃ）」は、愛知県瀬戸市に鎮座しており、

『延喜式神名帳（えんぎしきじんみょうちょう）』にも記載されている神社です。

室町時代から江戸時代にかけては「八王子社（はちおうじしゃ）」と呼ばれていました。

瀬戸地区の氏神（うじがみ）として崇敬（すうけい）を集める深川神社の境内には、

6世紀ごろに作られたとみられる横穴式の円墳（えんぷん）があります。

この円墳があるということは、この辺りが古くから特別な聖域だったと言われております。

織田信長（おだのぶなが）が鷹狩（たかがり）の際に参拝した時、美濃（みの）の斎藤龍興（さいとうたつおき）の刺客（しかく）に襲われそうになりましたが、

宮司（ぐうじ）の機転で難を逃れる事ができ、その御礼に七十五石（こく）の供米（くまい）を賜（たまわ）ったそうです。

本殿は、文政（ぶんせい）6年（1823）の建立で、京都の上加茂神社（かみがもじんじゃ）・下鴨神社（しもがもじんじゃ）を模範（もはん）とする建築様式です。

建築した人物は、著名（ちょめい）な宮大工の立川和四郎（たてかわわしろう）で、

軒先（のきさき）などに精密な彫刻がみられるのが特徴です。

本殿は、瀬戸市の有形文化財に指定されております。

また、境内には瀬戸焼の陶祖・藤四郎（とうしろう）を祀る「陶彦社（すえひこしゃ）」も鎮座しており、

 

藤四郎がこの神社のお告げにより、良質の土を得たという伝承から瀬戸の産土神（うぶすながみ）とも言われております。

 

宝物殿（ほうもつでん）には、藤四郎作と伝えられる国の重要文化財である狛犬（こまいぬ）も安置されております。

境内写真

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深川神社の評価

パワースポット

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御朱印のデザイン

(3.0)

歴史の深さ

(4.0)

境内の雰囲気

(3.0)

アクセスのしやすさ

(3.0)

総合評価

(3.0)

所在地	愛知県瀬戸市深川町１１
創建	宝亀２年
本殿の様式	流造
社格等	旧県社
御祭神	天之忍穂耳命・天之菩卑能命・天津日子根命・活津日子根命 能野久須毘命・多紀理毘売命・多岐都比売命・市寸嶋比売命
御朱印	有り
アクセス	車の場合  東海環状自動車道「せと赤津IC」から3km　約6分 経路を確認 公共交通機関の場合 名鉄瀬戸線「尾張瀬戸」駅から600m 徒歩8分 経路を確認
営業時間	終日
電話番号	0561-82-2764
公式HP	https://www.aichi-now.jp/spots/detail/958/
神紋	五七桐紋