『大目神社』は、愛知県瀬戸市にある猿投山の裾野の森に鎮座し、
平安時代初期の「延喜式神名帳」に載る古社です。
社殿の後ろには、直径10m程の円墳「大目神社古墳」があり、
境内には鐘場遺跡や、古墳時代から古代までの竪穴式建物跡が
100軒以上も発見されております。
御祭神は、天照大神と素戔鳴尊が誓約した時に生まれた、
五男三女神の合計八柱が祀られた事から、
古くは「八王子社」と呼ばれている事もありました。
物部氏の祖神が祀られていたとの説もありましたが、
その後は赤津集落の氏神として住民から篤く崇敬されております。
市指定有形文化財である、大目神社の「石造鳥居」は、
規模が大きく堂々とした風格の明神鳥居で、
笠木が二重になり、反りをもち、柱が内側に傾いております。
瀬戸市内では、山口八幡社の石造鳥居に次ぐ古さで、
江戸時代中期の石造鳥居は、この2基しか存在しない貴重なものだそうです。
また拝殿の格天井は、瀬戸焼発祥の地らしく、
地元の各窯元から奉納された50枚の陶器の絵皿が千鳥に配置され天井に飾られており
見る人を魅了します。
ご利益は、家内安全・良縁・安産・工場安全・交通安全・病気平癒です。
境内写真
大目神社の評価
パワースポット
(3.0)
歴史の深さ
(4.0)
境内の雰囲気
(3.0)
アクセスのしやすさ
(3.0)
総合評価
(3.0)