御田神社は熱田神宮の境内摂社として
本宮の東側にあるこころの小径に社殿を構える神社です。
創建は不明とされているが延喜式神名帳にその名が記載されていることから
創建から1000年を超える神社だということがわかっています。
御祭神には「大年神」をお祀りし、古くから五穀豊穣の神として人々から信仰を集めていました。
日本は古来より農業を生業にしてきた歴史を持っているため
大事にされてきた神社ということが想像できます。
また、御田神社では毎年6月18日に「御田植祭」という神事が行われ、
4名の早乙女と呼ばれる巫女が神前で五穀豊穣を祈り、舞をします。
その時に玉苗をお供えし、
6月の第4日曜日に氷上姉御神社で行われる大高斎田で玉苗が田んぼに植えられます。
現代になっても本来の日本人の心を今に伝える大切な神社です。
所在地 | 名古屋市熱田区神宮1丁目1−1 熱田神宮境内 |
創建 | 不明 |
社殿の様式 | 神明造 |
社格等 | 熱田神宮境内摂社・式内社 |
御祭神 | 大年神 |
御朱印 | なし |